フランスのゲームパブリッシャーであるFocus Entertainmentが12月9日、「Warhammer 40,000: Space Marine 2」のゲームトレイラーを公開しました。

 Focus Entertainmentは「A Plague Tale: Innocence」「The Surge 2」などをパブリッシングしていることで、日本でも注目している人が多いパブリッシャーの一つです。

 もともとイギリスのゲーム制作会社ゲームズワークショップが製作・販売しているミニチュアゲーム「ウォーハンマーシリーズ」。その中で、SF世界を舞台とした「Warhammer 40,000」をゲーム化した作品はこれまでも多く出ていました。

 過去にあった同じ世界観のタイトルとしては、2004年リリースの「Warhammer 40,000: Dawn of War」や、2018年リリースの「Warhammer 40,000:Inquisitor – Martyr -」などが挙げられるのではないでしょうか。

 今回トレイラーが公開された「Warhammer 40,000: Space Marine 2」は、前作となる「Warhammer 40,000: Space Marine」が2011年に日本でも販売されたことのあるアクションゲームです。

 前作は人類が宇宙へと進出した「帝国」が舞台。その中でも宇宙から恐れられる「死の天使」スペースマリーンのウルトラマリーン戦団中隊長タイタスとなって、オルクの軍団を叩き潰していくという実に爽快なアクションが魅力のゲーム。

 主人公の攻撃を敵に当て続けることで体力を回復したり、チェーンソーが刃として敵を引き裂くチェーンソードをぶん回したり、どデカいハンマーでオルクの頭を叩き潰したりと、実に血生臭いもアツいバトルが楽しめる傑作でした。

 この世界において強力な戦士であるスペースマリーンは、鉄塊のようにすら見える無骨なパワーアーマーに身を包んでおり、凄まじい数のオルクの群へと単身飛び込んでいくという超人戦士でもあります。

 前作でもジェットパックを使って短時間飛行したり、ゲームのオープニングでは空中に身を投げ出して敵艦に突撃したりと実にやりたい放題のアクションがたまりません。

 ゲームを遊んでいくとこの超無骨で割と不格好に思えるパワーアーマーが次第に凄まじくカッコいいものに感じられてきて、パワーアーマーってやっぱりこういう無骨なやつが最高だよね!ってなってくるのもこの作品世界の魅力ではないでしょうか。

 ゲームトレイラーではスペースマリーンの格好良さ、アクションを存分に楽しめるシーンが目白押し。見ているだけでも、前作をさらに超パワーアップさせていることが理解できますし、自分も早くスペースマリーンになってチェーンソードで憎きオルクやケイオス共を薙ぎ倒したい……。

 日本においてはTPSとしてはかなり荒削りと評価されている前作ですが、それでも筆者のようにまたプレイしたいな……と思っている方も多かったと思うので、今回の2のゲームプレイトレイラーの公開は期待が持てるものとなっています。

 そんな期待の「Warhammer 40,000: Space Marine 2」は2023年に、PC、PS5、Xbox Series X|Sでの発売が予定されています。

<参考・引用>
Focus Entertainment公式サイト
Focus Entertainment公式Twitter(@Focus_entmt)
※見出し画像は2022年12月9日に公開されたトレイラームービーのスクリーンショットです。

(上村健太郎)