「『チョビ』っていう手遊び知ってます?」とTwitterで質問したのは、福島県二本松市のとろんたまテンチョーさん。

 多くの人が「知らない」と答えるかもしれませんが、実はこれ「いっせーの、せ!」と言って親指をあげ、その数を予想するゲームのこと。この呼び方が福島限定なのか?全国で使われているのか?Twitterで問いかけた結果、さまざまな呼び名が集まっています。

 とろんたまテンチョーさんももちろん子どもの頃に遊んでいたという「チョビ」。それが全国でも同じように呼ばれているのか?気になったきっかけは、5歳の息子さんに「チョビ」を教えながら遊んでいたこと。同じ二本松市内の別の学区に住んでいた夫も「チョビ」と言っていたことが分かり、知りたくなったそうです。

 ツイートは多くの人の目にとまり、コメントで様々な情報が寄せられています。

 結論から言うと「チョビ」という呼び方をしているのは、どうやら二本松市内に限られるようです。福島県の他の地域や全国で一般的に多い呼び方は「いっせーの、せ!」や「いっせーの、で!」という結果に。

 その他には、「チッチーノチ」(福島県いわき市)や「ポンスカ」(福島県双葉郡)、「ギンギラ」(東京都品川区)や「セッサン」(山梨県)などの呼び方もコメントで寄せられています。

【とろんたまテンチョーさんが発表した途中経過より】
二本松市二本松地区「チョビ」
二本松市安達地区「チョビ」
二本松市東和地区「チョビ」
福島市飯野町「チョビ」「いっせーのせ」のミックス
郡山市西部? 「チンチクリン」
郡山市東部?「いっせーのせ」
東京都多摩地区女子(一部?)「チッチノチ」
いわき市「チッチーノチ」
いわき市一部?盛岡市?「(無音)」
東京都品川区「ギンギラ」
双葉郡「ポンスカ」
南相馬市「いちのいち」
山梨県「セッサン」
郡山市、福島市、喜多方市、梁川町、県中、白河市、会津若松市、会津美里町、東京都多摩地区、京都市南区、茨城県南部「いっせーのせ!」
大阪府「せっさん」と「いっせーのせ」のミックス?

 ちなみに調査期間中、とろんたまテンチョーさんは1971年生まれの兄から衝撃の事実を聞かされます。

 元々「チョビ」は「しょうぶ!」という掛け声で遊ばれていたそう。それが兄の世代が遊んでいく中で、「しょうぶ!」→「しょぶ!」→「しょび」→「チョビ」と変化したという証言が。これには、とろんたまテンチョーさんも驚いたといいます。

 「地域や世代によって呼び方が変わることにも驚きました」と、とろんたまテンチョーさん。今のところ二本松市出身のフォロワーは、100%「チョビ」だそう。息子さんには「これからも『チョビ』で教えていこうと思います」と語っていました。

<記事化協力>
とろんたまテンチョーさん(@Mist_Miki)

(佐藤圭亮)