子どもの遊びの定番といえば「かくれんぼ」。ツイッターユーザー・田口ナツミさん宅で、かくれんぼにまつわる珍事件が発生したようです。

 3歳と2歳の男の子兄弟がかくれんぼを始めましたが、どうやら互いが鬼役だと思っていたようです。背中を向けあって数を数えている、なんとも微笑ましい光景に32万件もの「いいね」が寄せられています。

 当時2人がいたこの場所は、階段下に設けられた、兄弟のお気に入りスペース。普段からよくこの場所におもちゃや絵本を持ち込んで遊んでいるのだそうです。

 この日は、お風呂あがりに「かくれんぼするよ!」の号令で、突然壁側に顔を伏せて数を数え始めたお兄ちゃん。しかし、その直後なぜか弟もすぐ隣で同じように数を数え始め、写真のような状況が生まれました。

 数のカウントはその後も続き、2人で「もーいーかい?」「もーいーかい?」と言い合っていましたが、何かがおかしいと気付いたお兄ちゃんが振り返り、そこに弟がいることにびっくり。発見時は「ちょっと待ってよ~なんでいるのよ~」と笑っていたそうです。

すぐに気付いたお兄ちゃん

 この状況に「どっちも鬼だけど、いつ気付くんだろうとワクワクしていました」と田口さん。逃げる側がいないという不思議なかくれんぼでしたが、もしかすると2人が率先して鬼役になろうとしたのは、お互いを思いやる優しさからだったのかもしれませんね。

 ちなみに、気付いた後はきちんと話し合いが行われ、お兄ちゃんが先に隠れる形でかくれんぼはスタートしたそうです。

<記事化協力>
田口ナツミさん(@NatsuTagu)

(山口弘剛)