ヤクルトのスキンケア化粧品「ラクトデュウ」シリーズに、新しい「ラクトデュウ S.E.ローション2」と、リニューアルされた「ラクトデュウ S.E.ミルク」が登場。2022年11月1日の発売を前に、CMに出演している森高千里さんが登壇する発表会が都内で開かれました。

 発表会では、まず株式会社ヤクルト本社の常務執行役員、梛良(なぎら)昌利さんが登壇。ヤクルトの化粧品事業についてのプレゼンテーションがありました。ヤクルトが発売され始めた当時、瓶詰めに携わっている人々の手肌がきれいであることに着目し、乳酸菌によるスキンケア研究が始まったといいます。

ヤクルトの化粧品史

 研究を重ね、1971年から本格的に化粧品を販売しているヤクルト。その特長は、肌本来のうるおい成分とよく似た成分の乳酸菌由来の保湿成分「S.E.(シロタエッセンス)」にあるとのこと。高保湿スキンケアシリーズの「ラクトデュウ」は、2011年の発売以来、シリーズ累計で360万本を突破する人気商品に成長したそうです。

最大の特徴はS.E.(シロタエッセンス)にあるという

 今回の新商品について、株式会社ヤクルト本社 湘南化粧品工場開発課の指導研究員である森田明里さんから、詳しい説明がありました。新しい「ラクトデュウ」はS.E.に加え、乳酸菌による発酵で作り出されたHBヒアルロン酸(持続型)を増量、さらにビフィズス菌発酵エキス(大豆)を新配合。

「ラクトデュウ S.E.ローション2」と「ラクトデュウ S.E.ミルク」

 そのうえセラミド、コラーゲン、ビタミンA誘導体も新配合。うるおいにより乾燥小ジワを目立たなくするのだといいます。

新しい「ラクトデュウ」のポイント

 とろみやコク感、浸透感など、心地よく使えるようにした使用感にもこだわりが。高保湿とハリケアで、より効果的なエイジングケアができる商品になっているそうです。

高保湿とハリケアでより効果的なエイジングケアが可能に

 ここで、2022年11月1日からオンエア予定のテレビCMに出演している、森高千里さんが登場。CM撮影でのエピソードについてトークしました。

登壇した森高千里さん

 小さい頃からヤクルトを愛飲していたという森高さんですが、化粧品のCMということで、どういうものなんだろうと興味がわいたそうです。撮影は天候面も最高のコンディションで、心地よく穏やかに進んでいったといいます。

CM撮影について語る森高千里さん

 CMではシューベルトの歌曲「野ばら」をもとにしたCMソングを歌っているのですが、歌詞は商品の特徴や成分を織り込んだオリジナルのもの。中でも「私らしく今日もいく」という部分に非常に共感を覚えたそうで、歌のように「私らしく商品を使っていただけるといいな、と思いました」と語っていました。

 トークの後半には、ヘアメイクアップアーティストで美容家の高橋貢さんも登場。「S.E.ローション2」と「S.E.ミルク」の使い心地、スキンケアについてトークが展開されました。

トーク後半には美容家の高橋貢さんも登場

 森高さんは「出した時にすごくトロッとしていて『これはいいぞ』と」瞬間的に思ったそうです。「入っているものが、全部私の欲しいものばかり」と、成分の贅沢さにも言及していました。

「ラクトデュウ」の使い心地を語る森高千里さん

 高橋さんは以前にも「ラクトデュウ」シリーズを使ったことがあるとのこと。新商品は「成分がパワーアップしている」と語り、小ジワなどエイジングケアにも良くなっていると話していました。

 高橋さんによると、50代、60代のお肌で気になるのは「乾燥」。そのため、コツコツとスキンケアを積み重ねることが重要だそうで、ローションや乳液をつけた後に行うフェイスマッサージの方法もレクチャーしてくれました。

 顔だけでなく手にも乳液をとり、おでこは内側から外へ指先を使って圧をかけつつ広げるように。目元や頬骨は少し人差し指を前に出した握りこぶしで、内側から外へ円を描くように圧をかけていきます。顎周りのラインは、握りこぶしの人差し指と中指でラインを挟むようにして、上へ持ち上げていくと良いそうです。

高橋貢さんによるフェイスマッサージのレクチャー

 今年、歌手デビュー35周年を迎えた森高さん。これからの抱負をフリップに「私らしく何事にもチャレンジしていきたい」と書いてくれました。

これからの抱負を書いたフリップを見せる森高千里さん

左から森田明里さん、森高千里さん、梛良昌利さん

 今回発表になった「ラクトデュウ S.E.ローション2(税別4000円)」と「ラクトデュウ S.E.ミルク(税別4500円)」は、2022年11月1日より発売。ヤクルトビューティ、ヤクルトレディのよる訪問販売のほか、ヤクルト公式サイトなどでの通信販売で入手が可能とのことです。

※高橋貢さんの高の字は、「はしごだか」が正式です。

取材協力:株式会社ヤクルト本社

(取材・撮影:咲村珠樹)