ハンドメイド作家の「elves」さんの2歳になるお子さんは、最近おままごとにハマっているのだそう。

 そこで、elvesさんは手作りのダンボール製キッチンをプレゼント。その出来栄えは見ただけでは絶対にダンボールとは思えない、まるで本物のような仕上がりです。モノ作りのプロが作るとこうなるんですね……!

 ツイッターの写真を見てみると、シンクやコンロといった基本のレイアウトはもちろんのこと、シンク下に収納が付いていたり、オーブンも設置されていたりと、本物のシステムキッチンにも負けない充実の機能性となっています。

 使用した材料は、土台となるダンボール以外は全て100円ショップで購入したもの。白いレンガや木目はダンボールにクッションシートやリメイクシートを貼り付けたり、シンクの蛇口にはシャンプーボトルのポンプ部を用いるなど、elvesさんのさまざまなアイデアが盛り込まれています。

 中でも特に工夫したと話すのが、オーブンの中の部分。奥に人感センサーライトが取り付けられており、オーブン扉を開くと内側が明るくなるという本格的な仕様です。実際にオーブンを使っているような気分を味わえますね。

オーブンの内部にはセンサーライトが

 毎晩お子さんを寝かしつけた後に作業を進め、約1週間の制作期間を経て完成した本作。素敵なプレゼントにお子さんが大喜びしたことは想像に難くないでしょう。

 やはりオーブンが気に入っているようで、「焼けたかなー?」「あちちー」と言いながら、オーブンにおもちゃのパンケーキを入れて、楽しそうに遊んでいるとのこと。

お子さんもすっかりお気に入りの様子

 ダンボールだと軽いので、掃除の時にも移動しやすいというメリットも。「次はダンボールハウスも作りたいなと思っています」と、モノ作り魂にすっかり火が付いた様子のelvesさんでした。

 なお、今回のおままごとキッチンの詳しい作り方は、elvesさんのnote記事にて、詳しく解説されています。

<記事化協力>
elvesさん(@elves_HM)

(山口弘剛)