カナダ・バンクーバーで暮らしている野菜ソムリエのHiroさんは、「全日本人に知って欲しい」とキウイベリーをTwitterで紹介。キウイをミニサイズにしたような可愛い果物に、「食べてみたい!」など多くの声が寄せられています。

 今回、Hiroさんが購入したキウイベリーは、アメリカ・オレゴン産のもの。現地のコストコが取り扱っていることをSNSで知り、買いに行ったそうです。北米ではベビーキウイの名前でも流通しており、「日本ではサルナシ、コクワという名前で知られています」と教えてくれました。

 カナダでも一般的ではないものの、秋になるとスーパーで時々並んでいて、比較的簡単に手に入るのだとか。ただし、バンクーバーで暮らし始めて8年になるというHiroさんもカナダ産のベビーキウイは現地のスーパーではまだ見たことが無く、販売されているのはアメリカ産やポルトガル産だそう。

 「味も食感もグリーンキウイに非常に似ています」とHiroさん。小さくて果皮が無毛のため、洗ったらそのまますぐに食べられるのも魅力。少し柔らかくなった時が食べ頃で、「皮は少し酸っぱいですが、十分な甘みと酸味が楽しめます」「個人的には洗ってそのまま皮ごと食べるのが一番」とオススメしていました。

 Hiroさんがキウイベリーを初めて見たのは2011年頃。ワーキングホリデーで2010年~2011年にかけてニュージーランドのクライストチャーチに1年間滞在していた時だったそうです。「初めて見たときはそれはもう衝撃でした!」と、興奮気味にその時の感動を教えてくれました。

 頭の中の常識が覆されたような気持ちになり、「世界は広いんだなぁ」と改めて思ったそうです。「果皮・果肉ともに非常に濃い緑色で、とても鮮やかでキレイでした」と振り返ります。

 ちなみにキウイベリーには様々な品種があり、Hiroさんもまだ出会っていない、果皮や果肉が赤っぽいものもあるのだとか。「とても面白い果物なので、日本にいらっしゃる方もキウイベリーを見かける機会があったら、ぜひ食べてみて欲しい」と語っていました。

<記事化協力>
野菜ソムリエHiroさん(@hiro_vegetable)

※初出時より一部表現を変更しました。(10月4日13時56分更新)

(佐藤圭亮)