宇治山田商業高校の生徒が考案した、「ウツボ」入りのウツボバーガー「TSGバーガー」が9月22日に発売されます。近鉄リテーリングが手掛ける近鉄鳥羽駅構内「かもめテラス鳥羽」にて販売され、価格は税込750円。

 商品名の「TSG」は「鳥羽」「志摩」「ギャング」の頭文字が由来になっているそうです。

 鳥羽・志摩で水揚げされた、「海のギャング」こと「ウツボ」をパテに使用した「TSGバーガー」。しっかりした身と、あっさりした味わいが特長で、タルタルソースの中に入るたくあんの食感がアクセント。ウツボの他にも、三重ブランド認定品「伊勢たくあん」や、伊勢うどんのタレが使用された地元密着ハンバーガーとのこと。

鳥羽・志摩で水揚げされた「ウツボ」

 宇治山田商業高校は、東北大学が進める「国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野・育成型の『美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点』」に参画。地元事業者協力のもと、環境問題への取り組みが行われています。

 今回は、その取り組みの一環として、利用価値が低く、伊勢志摩の海域において増加傾向にある「ウツボ」を使った料理を、高校生が考えました。近鉄リテーリングが商品化を進め、環境に配慮したカフェスタンド「かもめテラス鳥羽」での発売に至ったそうです。

「かもめテラス鳥羽」

 ロゴマークは、この取り組みに賛同したエコアーティスト「綾海」氏によるもの。キャッチコピーの「高校生が青春を捧げたウツボバーガー」の文字とともに、高校生の想いがイラスト化されています。

「TSGバーガー」ロゴ

情報提供:株式会社近鉄リテーリング