羊毛フェルトで「ポケットモンスター」のキャラクターたちを作っているTwitterユーザーのばにーらさん。可愛くてポケモンファンならずとも使用したくなる「マッギョの鍋敷き」を完成させ、写真を投稿しました。

 「マッギョの鍋敷き」は、羊毛フェルトとは思えないほどマッギョそのもの。本物同様、平たい体に口の部分が盛り上がるように立体化されているため、そこがストッパーの役割を果たして鍋を置いても顔が隠れない仕組みになっています。

画像提供:ばにーら(Bunilla)さん(@bunilla_labo)

 投稿された写真を見てみると、料理を背中にのせているマッギョが、なんともシュールで笑ってしまいます。オーブン皿の下からチラッと見える目も非常に可愛いですね。

 「羊毛フェルトの特性を活かした日用品を作りたいと思った」と語るばにーらさん。羊毛フェルト作品でよく見かける鍋敷きを作ろうと決めた時に、「鍋敷きは薄いからポケモンで言うとマッギョ!」とひらめいたとのこと。

 しかし、完成までの道のりは最初から大変だったそう。はじめに羊毛で土台を作るのですが、平らになるよう刺していくのが結構大変で、ところどころ厚みが違ってしまうことも……。十分に刺し固められていないと、鍋敷きとしての仕上がりに影響が出てしまうため、一番気を遣ったといいます。

 約15時間を要したという今回の「マッギョの鍋敷き」。当初の予定では、普段の生活でも使用するために作ったそうなのですが「完成後に愛着が湧き、写真用に1回使っただけで、その後はコレクション棚に飾ってしまいました」と笑っていました。

 今後も「日常に羊毛を取り入れた作品を作りたい」と、創作意欲に燃えるばにーらさん。次回作も楽しみですね。

<記事化協力>
ばにーら(Bunilla)さん(@bunilla_labo)

(佐藤圭亮)