ポケモン公式ショップで販売されている、ニードルフェルトキットの「メタモン」を通販で購入したツイッターユーザー・ぽてまよさん。

 自宅に届いたその日のうちにサッと作り上げると……あれ?完成した作品はなんだか見本と違うような……?

 投稿された写真には、つぶらな瞳ににっこり微笑む口元が印象的な紫色のポケモンが。これだけ聞くとメタモンの特徴と合致しますが、見本と異なるのは、アメーバのような体ではなく、まるでヤドンのような座りポーズをとっていること。

 そう、お気付きの方も多いと思いますが、これは原作におけるメタモンのわざ「へんしん」を使って、ヤドンに姿を変えたという設定で作られた作品。本来は体の色も変えてしまいますが、これは「へんしんを練習中のメタモン」といったところでしょうか。

 いずれにせよ、そのユニークな発想には、多くの方が目を見張った模様。ツイートには4万件もの「いいね」が寄せられる大反響となっています。メタモンのキットは8月18日に発売されたばかりですから、これはまさに発想の勝利と言って良いでしょう。

ヤドンに「へんしん」したメタモンのキット

 実はキットの購入以前から、このアイデアを閃いていたというぽてまよさん。普段からポケモンをモチーフにした羊毛フェルト作品を多く制作しており、中でもヤドンは一番のお気に入り。

コダックもお気に入りなのだとか

こんなに大きいヤドンも

 そんなぽてまよさんですから、メタモンのニードルフェルトキットを見たら「ヤドンにしてみたい!」と感じるのは、もはや必然と言えるかもしれませんね。

 とはいえ、紫一色でヤドンに見せてしまうところは、ぽてまよさんの高い技術があってこそ。「ちゃんとヤドンと分るように形作りを頑張りました」と語るように、シルエットの再現には特に力が入っています。

 メタモンのキットを推しのポケモンに変身させるという、ちょっと変わった遊び方。もしかすると、ポケモンファンの間で流行する……かもしれません。

<記事化協力>
ぽてまよさん(@puchikosan154)

(山口弘剛)