「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、やりたいと思ったことには自ずと熱中できるため、上達のスピードも速くなるもの。それはもちろん、子どもにも言える事です。

 ツイッターユーザー・はばちこさん宅の5歳になる息子さんはプラレール遊びが大好きですが、同時にとんでもない集中力を発揮してみせた模様。丸一日を掛けて、全高2メートルに及ぶ大型のプラレールタワーを組み立ててしまいました。

 現在幼稚園に通う息子さんは、ブロック遊びや砂場遊びなど、物を作る遊びが好きで、特に家では幼稚園に行く前も帰ってきた後もプラレール三昧という熱の入れよう。

 そんな息子さんですから、線路づくりの技術ももちろん高く、普段から「タワー」と呼ばれるらせん状の線路を自身で組み立てて遊んでいましたが、今回のような大作を作るに至ったのは、テレビで放送された超巨大プラレールタワー作りを見たことがきっかけ。

 放送では全長120m、全高160cmという巨大なプラレールタワーを2つ構えるレイアウトを、複数の芸能人らが1時間で作るという内容でしたが、それに感化された息子さん。自身も同じようなレイアウトに挑戦する決意を固めたようです。

 丸一日を掛けた渾身のプラレールタワーは、テレビで放送されたタワーを超える全高約2メートルの超大作。さすがに高所は届かないため、はばちんさんが抱っこや肩車をするなどして手伝ったそうですが、それでもこの完成度には驚くほかありません。

タワー制作中の様子

タワーの連結部分を作っています

 また、写真左側のタワーは車両をたくさん走らせられるように、右側のタワーはお気に入りの一台を下から上まで登らせて降りられるようにしたという、工夫も。息子さんの夢とアイデアがたっぷり詰まった作品となっています。

 その圧巻の出来栄えを収めた投稿に、ついた「いいね」の数は2万件を超え、「集中力もですが、これは才能だと思います!」「これはやばい。大人が見てもワクワクする」と、称賛の声が多数寄せられたほか、「これだけのパーツが家にあるのがすごい」とその物量に驚く声も。

 巨大タワーを作り上げた感想を「疲れたけど楽しかった。一番上を走るモノレールがカッコいい!」と語っていたという息子さん。やはり「好き」は行動の原動力であるようですね。このまま自分の「好き」を突き詰めていってほしいものです。

<記事化協力>
はばちこさん(@habachiko)

(山口弘剛)