顔はセントバーナード、体はダックスフント……。「新種のワンちゃん?」と一瞬ビックリしてしまう写真を投稿したのは、北海道札幌市にあるドッグラン併設のカフェ「バーナード・スクエア」オーナーのキシイーヌさん。

 お店の看板犬でもあるデイジーちゃん(手前)とドーンくん(奥)のユニークな2ショットに「イヌリムジン」「犬電車」などの声が寄せられるなど、見た人を驚かせています。

 キシイーヌさんがTwitterで「超大型ダックスフント的な何か」と投稿した写真には、デイジーちゃんのお尻のニオイをかいでいるドーンくんの姿が……。しかし、ドーンくんの顔が隠れているため、胴が長~い1匹のワンちゃんに見えます。あえて名前を付けるなら「セントフント」、もしくは「ダックスバーナード」とでも言うのでしょうか。

 背中にかけられているタオルは、一日ずっと雨が降っていたため、建物の中に戻る時に濡れた体を拭くためのもの。この時はトイレをさせるために少しの間だけドッグランに出していたそうで、体が大きいので拭く面積が広く、ちょっとでも楽をしようとタオルを広げて背中に乗せていたそうです。

 キシイーヌさんの話によると、写真の場面はデイジーちゃんがトイレをした後、ドーンくんが少しだけニオイをかごうとしてお尻を追いかけていた時の様子。

 少しよそ見をしていたらドーンくんが急にいなくなっていて、辺りを見渡してみたらデイジーちゃんがやたら胴長になっていることに気づいたのだとか。そこで「お、これはシャッターチャンスかもしれない!」と、慌ててスマホで撮影したと言います。

 最初に見た時、ドッグランにはキシイーヌさん一人しかいなかったそうですが、思わず「長っ!」と声を上げてしまったそう。2匹の背中に茶色の同じタオルを乗せていたこともあり、「2匹が綺麗に繋がって新しい生き物のように見えました」と話していました。

<記事化協力>
キシイーヌさん(@kishidog)

(佐藤圭亮)