女性が結婚式に参列する場合、お祝儀の用意や洋服の用意に加え、結婚式当日にはメイクやヘアセットなど、事前準備が大変ですよね。持ち物についても、スマホやお財布、祝儀袋…他に何を持っていけば良いか不安になることもあるのではないでしょうか。

 そこで今回は、元プランナーである筆者が、必需品以外に結婚式に持っていくと役立つ便利グッズを紹介します。結婚式の直前に慌てることのないよう、雑学として目を通してみてくださいね!

■ プチギフトや席次表を入れるための「エコバッグ」

 ひと昔前までは、結婚式での頂き物は、大きな引出物袋に入れて持ち帰っていましたが、最近では、引出物カードが登場するなど、引出物袋がない場合もあります。プチギフトや席次表、席札、お裾分けのお花などを持ち帰るためのエコバッグを持参すると便利です。

■ 行き帰りに便利な「履き慣れた靴」

 長時間ヒールのあるパンプスで過ごす結婚式。ドレスにあわせて新調した靴を履く人も多いのではないでしょうか?慣れない靴だと疲れてしまったり、靴擦れができてしまったり……。行き帰りだけでも、日頃履き慣れているローヒールの靴を履くと、足の痛みを軽減することができます。

■ スマホで撮影するなら「ポータブル充電器」

 新郎新婦との写真やビデオ撮影。スマホのカメラを使用する人も多いですよね。たくさんの撮影機会がある結婚式で、スマホのバッテリー残量が少なくなると不安になってしまいます。そんな時にも充電器があれば安心。充電切れの心配をすることなく、思う存分素敵な写真を撮影することができます。

■ ガーデンがある結婚式場には「虫よけスプレー」

 披露宴中の演出や、挙式後のガーデンセレモニーなど、屋外でのシーンがある場合は、虫対策を。最近では、挙式や披露宴自体が屋外で行われることもあります。

 特に女性ゲストは、手足の露出があるパーティードレスを着用することが多いため、虫対策は大切です。屋外にでる可能性がある結婚式には、虫よけスプレーを持参しましょう。友人に貸してあげても喜ばれます。

■ 「ハンカチ」は白色系で上品なものを

 意外と忘れがちなハンカチ。大切な人の結婚式では、感動して泣いてしまう場面もあるかもしれません。結婚式へ持っていくハンカチは、白色系の綿やシルクが一般的。黒色や派手なもの、タオル地のものを避け、上品で清楚なハンカチを選ぶのが無難です。

■ 万一に備えて「予備ストッキング」

 結婚式場によっては、コンビニが近くにないこともあり、はいているストッキングが伝線してしまったら困ってしまいます。万一に備えて予備を持っていくと、自分だけでなく、友人が伝線してしまった場合にも重宝します。

■ 祝儀袋を包むための「ふくさ」

 結婚式では、お祝儀を渡す際、ふくさから取り出して渡すのがマナーとされています。ただ、最近では、祝儀袋をふくさに包まずに持ってくる人も多く、ふくさは結婚式の必需品とまでは言えなくなってきています。とはいえ、祝儀袋がカバンの中で折り曲がったり、汚れたりしないためにも、あるほうが便利です。

【金封ふくさならふくさに慣れていない人も安心】

 ふくさの扱い方や、包みかたに不安のある人には、袋型の形状の「金封ふくさ」がおすすめ。お祝いごとには赤やオレンジなどの暖色系、お葬式には青色などの寒色系の色選びが一般的。紫色なら、慶事にも弔辞でも使用することができます。

■ 手荷物をクロークに預けて結婚式を楽しもう!

 会場に到着したら、身支度を整え、手荷物と上着は早めにクロークに預けましょう。必要なときは、スタッフに声をかければ何度でも取り出すことができるので安心です。持ち運びが大変だからと荷物を最小限にしなくても大丈夫。小さなパーティバッグひとつで、思いきり結婚式を楽しみましょう。

(一柳ひとみ)