ダックスフントと言えば、胴の長さに対して手足の短い姿が特徴的。そのかわいらしい姿から、人気の高い犬種として知られています。

 そんなダックスフントをモチーフにした、木彫り作品がツイッターで注目を集めています。つぶらな瞳、微笑むような表情が印象的ですが、目を引くのは何といってもながーい胴体。作品のかわいさをより一層引き立てています。

 作品を制作したのは、ツイッターユーザー・たのしい木彫りさん(@kibori_tanoshii)。漫画家のフナカワさん(@funakawana)が、木彫り作家として活動するための別名義で、この4月から作品の公開を始めました。

 木工は2月から取り組みだしたばかりと、作家としての歴はまだ短いものの、制作した作品はすでに30点を超えるなど、かなり本格的に取り組んでいる模様。その作品はどれも、見るとおもわずクスッとしてしまう表情と、丸くてかわいらしいフォルムが特徴です。

正面から見た木彫りのダックスフント

 今回の作品もダックスフントらしく、全長20cmに及ぶ長いボディを持ちながら、あらゆる箇所に角のない丸みを帯びた形状が印象的。これは制作時に最もこだわったポイントなのだそう。

 「長めの角材があったので、長い動物を作ってみたら面白いかな」と、ちょっとしたきっかけが元になった作品ながら、投稿に付いた「いいね」の数は5万件超。「めちゃくちゃかわいい」「癒やされました……」というコメントが相次いで寄せられており、多くの方を心をつかんでいます。

 制作中は「正直、かわいくなるのか不安だった」とのことですが、そんな心配も杞憂に終わった模様。「絶妙にかわいくできてうれしいです」と自身も納得の出来栄えとなったようです。

見れば脱力できること間違いなし

 なお、完成した作品は、そのまま自宅で飾っているとのこと。脱力感のある作品たちを見れば、慌ただしい毎日もゆるっとのんびりした気持ちで過ごすことが出来そうですね。

<記事化協力>
たのしい木彫りさん(@kibori_tanoshii)

(山口弘剛)