田舎の道端にぽつんと置いてあった「本の自販機」。子どもは見ちゃダメな「あんな本」や「こんな本」が売られていた、特定の年代以上なら見覚えのある自販機が、ハセガワから1/12スケールのプラモデルになって2022年7月に登場。現在、ホビーショップ「あみあみ」で予約受付中です。

 田舎の道端に、まるで存在を隠すかのようにポツンと設置されていた「本の自販機」。何が売られているか昼間は分からず、暗くなって照明が灯ると子どもには見せられない「オトナ向けの本」の販売機だと分かる、あのマシンがプラモデルになりました。

 飛行機模型で有名なハセガワのFA(フィギュア用アクセサリー)シリーズ、その「レトロ自販機」第5弾として登場するのが、ある特定の年代以上ならピンとくる、オトナ向けの本を販売していた「レトロ自販機(ブックベンダー)」です。ホビー通販サイト「あみあみ」では、ミリタリーモデル部門でのデイリーランキング1位となるほど注目を集めているとのこと。

「あみあみ」デイリーミリタリーモデルランキングで1位に

 大きさは、フィギュアやドールで主流となっている1/12スケール(高さ150mm、幅72.5mm)。このため、お好きなフィギュアと組み合わせてのジオラマ作品も気軽に作れます。

 組み立ては接着剤不要の手軽さに加え、商品取り出し口、紙幣挿入口カバーは開閉可動式。4色(ブルー、ホワイト、グレー、クリアー)のパーツに加えてシールが付属しており、雰囲気ある仕上がりになるといいます。

ギミックの他自販機本パーツも付属

 俗に「自販機本」と呼ばれていた商品の本も、陳列状態をペーパークラフト、開いた状態をプラパーツで再現。どんな中身にするかは、組み立てる人のセンス次第となっています。

 そのまま組むのも良いですが、ウェザリングして道端に忘れられたようになっている雰囲気を演出したり、波板で囲んで「いかにも」な雰囲気にしても面白そう。価格は税抜1400円です。

情報提供:大網株式会社

(咲村珠樹)