特にお子さんがいる家庭で悩ましいのが「毎日の献立決め」。「何食べたい?」と聞くと「何でもいいよ~」と言ってくれるものの、それが一番困るんですよね。しかもいざ作ると食べてくれない……なんてことも。

 そんな悩みをスパッと解決する方法が、ツイッターで注目を集めています。それは子どもに献立を考えてもらい、まとめてカレンダーに記入すること。シンプルでありながら、毎日の献立問題を解決するアイデアに絶賛の声が寄せられています。

 カレンダーに晩ご飯のメニューが書き込まれている様子を、ツイッターに投稿したのは、2児の父であるニャロメさん(@nyaromekusakabe)。これは小学2年生になる娘さんが記入したもので、特に何を言われたわけでもなく、自身で考えて記入をしていたのだそう。

 メニューを見てみると、「ハンバーグ」「餃子」「つくね」が目立ちます。これらは基本的に娘さんが好きなものを中心に構成されており、作っても食べないというトラブルは発生しなさそう。

 よく見ると「きのうとおなじ」「のこりものができたらたべる」「そとランチ」など、作る側への配慮もされており、「さかな(さば)」「(えびなし)チャーハン」といった食材の指定まで記載されています。作る側としてはとてもありがたい……!

 そこまで考えていたかどうかはわかりませんが、制作時はお絵描きをするように、楽しそうな様子で献立を記入していた、という娘さん。自分の好きなメニューを食べられる!というのはもちろんですが、毎日「今夜何食べたい?」と聞く親の姿を見て、何か助けになることはないかと、自分に出来る事を考えた上での行動なのかもしれません。

晩ご飯を考えなくていいのはらくちん……!

 投稿には5万件もの「いいね」と共に「これ助かりますね。残り物活用できる日もある!」「書いた後に消しているところもあるので、一生懸命、考えたんだろうな……」と称賛の声が多数。多くの方をほっこりさせたようです。

 もちろん毎日の献立は、おおむね娘さんの希望通りに進んでいるとのこと。親も子も納得の「夜ごはんカレンダー」。毎日の献立を考えるのが大変……と困っている方は、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。

<記事化協力>
ニャロメさん(@nyaromekusakabe)

(山口弘剛)