「ドラゴンクエストシリーズ」に登場するモンスターの代表格と言えば、やはり「スライム」を挙げる方は多いと思います。シリーズの初代から登場し、なおかつシンプルで覚えやすいデザインのキャラクターは、子どもから大人まで幅広い世代から認知されています。

 そんなスライムをモチーフに、子ども用のセーターを一から編み上げた、ファンアート作品がツイッターで話題。白地にスライムカラーの青で描かれた模様が、とてもかわいらしい一着に仕上がっています。

 作品を制作したのはツイッターユーザーよりこさん(@YORIKOT_a_maru2)。編み物を趣味としており、過去にも手袋やマンダラをはじめとした、多くの作品を制作し、SNSにて公開しています。

 今回のスライムセーターは、4歳の誕生日を迎える息子さんにプレゼントするために、よりこさんが手編みしたもの。過去にも大人用子ども用問わず、セーターを編んだことはあるそうですが、編み込みで模様を入れるのは初めての試みだったそう。

手作りとは思えないほどの出来栄え

 息子さんが幼稚園に行っている間や、寝かしつけた後など、わずかな時間を見つけて編み進め、おおよそ1か月の制作期間を経て遂に完成。冬らしいノルディック風の柄に違和感なくスライムが溶け込み、とても自作と思えないほどの出来栄えとなりました。

 ひらがなカタカナはドラクエで覚えた、というほどドラクエ好きの息子さんは、このセーターをプレゼントされて大喜び。早速着用し、柄にスライムを発見すると、にこにこの笑顔を返してくれたそうです。

愛情の詰まったセーターに息子さんも大喜び

 「部分的に引きつれていたり、糸の包みで柄がジグザグしたりとまだまだ課題が多いです」と反省点を挙げながら制作を振り返りつつ、「それでも息子に喜んでもらえたのでそれが1番です」と、よりこさんにとっても素晴らしい体験となった模様。この先もずっと忘れられない一着になることでしょう。

<記事化協力>
よりこ@あーまる4yさん(@YORIKOT_a_maru2)

(山口弘剛)