ポケモンシリーズの初代となる「赤・緑」から登場し、おだまじゃくしのような見た目がかわいい「ニョロモ」とその進化先「ニョロゾ」が木彫りの調理雑貨「パスタメジャー」になりました。

 お腹の丸い模様の部分を利用し、1人前(100g)、2人前(200g)を量れる仕様のファンアート。木の素材感をそのまま残した、温かみのある作品に仕上がっています。

 作品を制作したのはツイッターユーザーのぽっぽ(木彫りの)さん(@warkingpoppo)。ぽっぽさんが木彫りを始めたのは2021年4月から。まだ1年足らずながら、雑貨やアクセサリーなど多くの作品を制作しています。

 最近は特にポケモンをモチーフとした作品を制作しているそう。雑貨屋さんを訪れた際にパスタメジャーを見つけ、それを自作&ポケモンで表現するには誰がいいかな?と思案したところ、お腹に丸い模様を持つニョロモとニョロゾが思い浮かびました。

 材料となる木材はヒノキを使用。従来の木彫り作品同様、削ったりやすりがけしたりという手順で成形し、12時間ほどの時間をかけて完成。パスタメジャーの性質上、実際のポケモンのような厚みを持たせて作る事が出来ないので、約1cmの厚さで奥行きや立体感を出せるように意識したとのこと。

インテリアとしても活躍しそうなニョロモとニョロゾのパスタメジャー

 作品の出来栄えについては「丁寧に作れたと思います」と概ね満足している様子のぽっぽさん。しかしながら、「特にニョロゾはお腹のぐるぐるマークがないと、何か分かりにくくなってしまうことに作ってから気付きました」と一部反省点もあった様子。

 しかしながら、ツイッターに投稿された作品には1万件を超える「いいね」が付くなど大きな反響が寄せられています。「毎回ぽっぽさんの発想がすごいです」「その発想は無かった!」とそのアイデアには多くの称賛の声も。

 今回の作品制作の様子はYouTubeチャンネル「ぽっぽの木彫りチャンネル」でも公開中。他にもユニークなアイデアの作品が多数投稿されています。

<記事化協力>
ぽっぽ(木彫りの)さん(@warkingpoppo)

(山口弘剛)