赤ちゃんを抱っこしたり、寝かしつける際に使用する「おくるみ」。赤ちゃんが優しく包まれている様子は見ているだけで癒やされるものですが、少し変わった形のおくるみを作ったのはツイッターユーザーのカトウさん(@kato_723320416)。

 そのおくるみはなんと「餃子型」。まるで餃子の餡のごとく皮に包まれ、スヤスヤと眠る赤ちゃんの様子に思わずクスっとしてしまいます。

 カトウさんのお子さんは現在4か月。このアイデアはお子さんを抱っこしている時にふと思いついたものだそう。「餃子のおくるみって見た目的にもかわいいし、フワッと包めそうだし機能的にも良さそう!」とすぐに制作を開始しました。

 材料は子どもの身長に合わせた布とファスナー。円形にカットした2枚の布を縫い合わせて裏返し、餃子を作るようにヒダを寄せて縫い止めて、ファスナーをつけるという作り方です。ちなみにファスナーはあごの挟み防止のため、首元から足元へ動かすように向きに気を付けたとのこと。

 また、あまりにぴったりサイズで作ってしまうと足が伸びたままになり「股関節脱臼」を発症する恐れがあるため、股関節のまわりの筋肉を過度に緊張させないよう「カエル脚」ができる以上のスペースを確保。自作してみたい方はこの点に十分気を付けましょう。

 肝心のお子さんの様子はとても気持ちよさそうで、置いてもいわゆる「背中スイッチ」は発動しにくいように感じるとのこと。使用は授乳時や日中の15分ほどの昼寝の時に限っていますが、授乳時に足や手をバタつかせて落ちそうになるのを防いだりと安全性も兼ね備えています。

とてもかわいい作品に仕上がっています

 投稿には「かわいすぎる」「うちの子も包んでみたいです」といったコメントが相次いで寄せられており、多くの方がこのアイデアと、すやすや眠る赤ちゃんの写真にほっこりとした様子。カトウさん自身も「お顔が餃子からぴょこっと出てるのがなかなかシュールだし、かわいくて夫婦共々笑顔になりました」と感想を寄せています。

 ちなみにこの餃子おくるみ、おくるみとして使っていないときはブランケットなどをつめてクッションとしても使っているそうです。ソファに餃子がちょこんと置かれている光景も想像するとちょっと面白いですね。

<記事化協力>
カトウ4m&1yさん(@kato_723320416)

<参考>
日本小児外科学会「先天性股関節脱臼予防パンフレット

(山口弘剛)