炭酸飲料を冷たいまま持ち歩くのは、実はとても大変なこと。それを可能にする、国内メーカー初の真空断熱炭酸ボトルがタイガー魔法瓶から2022年1月21日に発売されます。

 ボトルは保冷専用で、容量は0.5lから1.5lまで、4種類のラインナップ。価格はオープンとなっています。

 これまで真空断熱ボトルに炭酸飲料を入れるのは、気化した炭酸の圧力でキャップやフタが破損する危険があるため、メーカー側は推奨していませんでした。

アウトドアで冷たいビールも楽しめる

 新商品の真空断熱炭酸ボトルには、ゆっくりキャップを回すと炭酸ガスが抜ける「炭酸ガス抜き機構」や、万一ボトル内の圧力が以上に高まったらガスを自動的に抜く「安全弁」を備えた炭酸ガス対応せん構造「Bubble Logic(バブルロジック)」を採用。吹きこぼれや飛び散りを防ぎます。

炭酸ガス抜き機構
炭酸ガスを抜く安全弁

 また、ボトル内面には凹凸が少なく、炭酸が気化しにくい「スーパークリーンPlus」を施してあるとのこと。せん構造と合わせて、炭酸飲料に対応したものとなっています。

凹凸の少ない内面加工「スーパークリーンPlus」

 飲み口は、外出時にも安心なSIAA認証の抗菌加工。冷たいままの炭酸飲料を結露することなく持ち運ぶことが可能となっています。

飲み口は抗菌加工

 容量は0.5l(MTA-T050)、0.8l(MTA-T080)、1.2l(MTA-T120)、1.5l(MTA-T150)の4種類。カラーは、ビールの醸造所にあるタンクをイメージしたカッパー、炭酸水入りの瓶を思わせるエメラルド、さまざまなシーンに馴染むスチールの3色。ステンレス素材をいかしたカラークリア仕上げで、手触りの良いマットビーズ加工も施されています。

情報提供:タイガー魔法瓶株式会社

(咲村珠樹)