名は体を表すと言いますが、アメリカのシアトル近郊に暮らしている忍者という名前の猫ちゃんが、変化の術を使い?アルパカになりすまして飼い主さんを困らせています。

 1月7日に飼い主さんがツイートした内容によると、自分用にアルパカのオットマン(足置き)を買ったとのこと。しかし、いつも忍者くんに占領され、さらにアルパカのマネまでして、それらしい「雰囲気まで醸し出している」とのこと。

 Twitterに投稿された写真には、アルパカのオットマンの背中で香箱座りをして、首を上げ前方を見つめている忍者くんの姿が写っていました。本当にアルパカになりきっているみたい……。でもちょっと違うかな?

 忍者くんは7歳の男の子。生後4か月の時にシアトル近郊のシェルターから、兄弟猫の俳句くんと一緒に現在の飼い主さんのお家にやって来ました。忍者という名前は、お客さんが来ると「サッ」と隠れてしまうところから付けられたとのこと。

 さらに忍者のような観察眼も持っているのか、食事はオートフィーダー(自動給餌器)で時間になるとご飯が出てくるのですが、ボタンを押すとご飯が出てくることを覚え、自分で勝手にボタンを押して食べてしまうことも……。頭もキレる、まさしく忍者猫ですね。

 ちなみに忍者くんは、家族がリビングでテレビを見始めると写真のようにアルパカのオットマンの上でくつろぐのだとか。その間、飼い主さんはどうしているのか聞いてみると「私は我慢ですね」と笑っていました。あらら……。もしかしたら忍者くんには、まだ忍ぶ心は無いのかもしれないですね。忍者くんの修行は、まだまだ続く?

<記事化協力>
Chinchilla Silver(チンチラ)さん(@chipangee)

(佐藤圭亮)