ニンテンドースイッチ専用ソフト「あつまれ どうぶつの森」(以下、あつ森)に登場する「喫茶ハトの巣」を再現したペーパークラフトのファンアート作品がツイッターで注目を集めています。

 材料はすべて画用紙というこのジオラマは、ゲームからそのまま飛び出してきたかのような出来栄え。マスターがコーヒーを注ぐ音やムード漂う癒やしのBGMが今にも聞こえてきそう。

 制作したのはペーパークラフト作家のつつい ひなたさん(@TTI304)。つついさん自身も「あつ森」のファンで、過去にも「タヌキ商店」や「案内所」といったゲーム内に登場する施設のジオラマを制作しています。

 「喫茶ハトの巣」と言えばシリーズのファンにおなじみの施設でありながら、「あつ森」発売時には未実装でした。11月5日に行われたゲームの大型アップデートによりついに登場し、その記念に新しくなった「ハトの巣」を作りたいと思い立ち、制作を始めたのだそう。

ゲームからそのまま飛び出してきたかのような再現度

拡大して見ても違和感は全くありません

 かかった期間はおおよそ1か月。カウンター奥の棚や壁の写真など細部の至るところまで完全再現されていますが、つついさんが特にこだわったと話すのは「壁紙」。ハトの羽根のような模様の壁紙は1枚1枚形を切って貼られており、とても画用紙とは思えない細かさ。ズレもなくナチュラルに仕上がっています。

最もこだわったと話すのは「壁紙」だそう

 そんな苦労の甲斐もあり、つついさん自身も「喫茶店の雰囲気をそのまま再現出来ました」と、今回の作品の出来栄えには大満足の様子。ツイートには2万件もの「いいね」が付き、「かわいすぎる」「お店に来た気分が味わえました」と多くのコメントが寄せられました。

 拡大して見ても全く違和感が見当たらない、つついさんのペーパークラフト作品。もしも手元にあればずっと眺めていられそうですね。

<記事化協力>
つつい ひなたさん(@TTI304)

(山口弘剛)