「埋もれた才能が見つからない」というフレーズと、穴を掘るミニチュアショベルカーが配置されたアート作品。作者はTwitterユーザーのゆうすけさんです。

 ゆうすけさんが作品を作り始めたのはつい数年前の事。「5年ほど前に長男がガンプラに興味を持ちだしたタイミングで、中学生時代以来のプラモづくりを始めたんです」と語るとおり、子育てが一段落ついたところで創作活動を開始しました。

 その後インターネット上で、ジオラマ作家である情景師アラーキーさんの作品と出会い、それまで「作りたくても作れなかった」ジオラマ作品に取り組むようになったとのこと。つい先日には、「ミニチュア写真の世界展in大阪」で作品を展示するまでとなっています。

 今回紹介した「埋もれた才能が見つからない」と書かれたミニチュアアートは、その「ミニチュア写真の世界展in大阪」がきっかけで誕生しました。

 「初日に会場を訪れた際に、自分の作品をまじまじと見ている方がいらっしゃったんです。それに感動して、『少しでもお礼が出来れば』と思って、頼まれてもいない賞品を提供することにしました」

 ゆうすけさんが製作した「賞品」は、「埋もれた才能が見つからない」というメッセージに対し、ショベルカーでそれを“発掘”をするという構図が洒落っ気をきかせたものとなっていますが、ゆうすけさん曰く、このキャッチコピーを選ぶまでには一苦労があったそう。

自身のが作品を出展した「ミニチュア写真の世界展in大阪」にて特別に作ったジオラマ。

 「大阪開催でしたので、ニヤリとさせる文章にしたかったのですが、中々いいのが思い浮かばずに苦労しましたね」

「Untitled Story」というタイトルで、展示会用に作ったジオラマ。特にテーマや舞台は決めてなかった作品。

 なお、ゆうすけさんが、「ミニチュア写真の世界展」で展示した作品は、「Untitled Story」と名付けられた都市風景のジオラマ。その名の通り、ストーリーや舞台は特に決めていないとのことですが、だからこその何気なさがとても趣深いアートとなっていました。

<記事化協力>
ゆうすけさん(Twitter:@yu5ukejbk/Instagram:@yuusuke9129)

(向山純平)