「先入観」や「第一印象」とは時に厄介なもの。これらが原因で大きな勘違いをしてしまっていた、という方も多いのではないでしょうか。

 この第一印象からくる強い思い込みにより、とんでもない勘違いをしてしまっていた、というエピソードがツイッターで注目を集めています。

「めちゃくちゃお洒落なパン屋できてたから財布持って休憩時間に行ったら実は美容院だった時のわたしの気持ちが分かんのかって聞いてんの」

 ツイッターでこうつぶやいたはみがきさん(@___1_9_9_0)。これはなんともつらい出来事……。間違えて恥ずかしいという気持ちと、目的のパンが食べられないという二重苦。でもよーく見ないと何のお店かわからないことって、よくありますよね。

 はみがきさんに話をうかがったところ、このパン屋さんっぽい美容院はまず外観がとてもガーリーで洋風。そして外には小さな黒板の立て看板と、おしゃれなイスとテーブルが置いてあったそう。この情報だけ聞くと……たしかにパン屋さんか喫茶店を想像してしまいます。

 仕事の昼休憩時間になり、意気揚々とお店へ向かうと、立て看板にはカットやカラーの値段表記が……。完全にパンの気分だったはみがきさんは大いにショックを受けたそう。しかもパンを買うつもりだったので、当然お弁当は持参しておらず、空腹を満たすためにやむを得ずコンビニでチョコパンを買ったのだとか。これはつらい……つらすぎる。

 こうしたお店の外観による勘違いはどうやら多数の方が身に覚えがあった模様。返信欄には「お洒落なお菓子やさんだと思って近づいたら脱毛クリニックだった」「ケーキ屋さん出来たと思って覗いたら歯科医院」とさまざまなエピソードが。

 ちなみに編集部内でもこの件を話題にしたところ「ログハウス風の外観だったので喫茶店だとおもい行ってみたら美容院だった」という似た体験談が出てきました。そこで「美容院」「外観」と検索してみると、確かに美容室に限っていえば「外観からは何屋かわからないお店」が増えいるようす。カフェやパン屋っぽかったり、雑貨屋っぽかったり。これは勘違いする人がいるのも頷けます……。

<記事化協力>
はみがきさん(@___1_9_9_0)

(山口弘剛)