牛丼チェーンの「松屋」が、牛肉と鶏肉が一度に楽しめる満足感抜群の丼「チキンコンボ牛めし」を11月2日から販売。しかも、がっつりにんにく&バターと、甘唐辛子&とろ~り半熟玉子の2種類が登場。一体どちらがどうなのか……。選べないので、大食いライターらしく2種を食べ比べてきました。

 「チキンコンボ牛めし」は松屋定番の牛めしと特製ダレがかかったチキンが同じ丼で味わえる背徳感満載の逸品。さらに、それがワンコイン(税込490円)で楽しめてしまうという、懐に優しい価格となっています。

 はやる気持ちを抑えながらも小走りで近所の松屋に向かった記者。おそらく目は牛と鶏の絵文字になっていたと思います。そしてお店に到着すると、食券機に千円札を入れて「にんにくバターのチキンコンボ牛めし」と「甘唐辛子のトロたまのチキンコンボ牛めし」を購入。これで、おつり(20円)くるなんて……感涙。

松屋(外観)

「にんにくバターのチキンコンボ牛めし」と「甘唐辛子のトロたまのチキンコンボ牛めし」を購入

 店内に貼られてあった「チキンコンボ牛めし」の大きなポスターを見ながら、最初にどちらを食べるか悩む記者。「最初はとろ~り半熟玉子がいいかな?でも、がっつりにんにくで勢いもつけたいな……」など、熟考の末、最初は「甘唐辛子のトロたまのチキンコンボ牛めし」を注文しました。

「チキンコンボ牛めし」の大きなポスター

 少しして運ばれてきたのは、真っ赤なタレがたっぷりチキンにかかった逸品。真ん中にはプルンプルンの半熟玉子が乗っています。

「甘唐辛子のトロたまのチキンコンボ牛めし」

 ヤバかった……あまりにも美味しそうだったので、写真を撮る前に黄身を潰しそうになりました……。あらためて「これは仕事だ」と自分に言い聞かせて写真を撮った記者。それでは、いただきます!

真っ赤なタレがたっぷりチキンにかかった逸品

真ん中にはプルンプルンの半熟玉子

 さっそく半熟玉子の黄身割りの儀式から……。プチッと薄い膜を破ると中からジュワ~と黄身があふれ出てきました。「キャー!」と心の中で思いっきり叫んだ記者。なぜ黄身割りの儀式は何度やってもテンションが上がるのでしょうか。

半熟玉子の黄身割りの儀式

薄い膜を破ると中からジュワ~と黄身があふれ出てきました

 そして、たっぷりチキンにつけてパクッ!美味い!コチュジャンっぽい真っ赤なタレも思ったほど辛くはなく、半熟玉子が全体をまろやかに包み込んでいて、もう箸が止まりません。

たっぷりチキンにつけてパクッ!

半熟玉子が全体をまろやかに包み込んでいて、もう箸が止まりません

 ちなみに今回は2品食べるので並盛(大盛りは税込650円)。そのため、あっという間に完食。ごちそうさまでした!続いて「にんにくバターのチキンコンボ牛めし」を食べるために店員さんに食券を渡すと「お持ち帰りですか?」と聞かれましたが、自信満々のドヤ顔で「店内で食べます」と答えました。

あっという間に完食

 そんなやり取りを経て運ばれてきた「にんにくバターのチキンコンボ牛めし」。ほのかに香るにんにくバターが再び記者の食欲をよみがえらせてきます。それでは、2食目いただきます!

「にんにくバターのチキンコンボ牛めし」

ほのかに香るにんにくバター

 熱で少し溶けだしているバターを絡ませながらチキンを口の中へ……。ヤバッ!特製にんにく醤油タレと風味豊かなバターが、プリプリで弾力のある鶏肉の旨味を最大限に引き出していて本当に美味い!

バターを絡ませながらチキンを口の中へ

鶏肉の旨味を最大限に引き出していて本当に美味い!

 世間では「がっつりにんにく派」と「トロ~り甘辛派」の戦いが巻き起こっているかもしれませんが、一口食べただけで記者の中では「がっつりにんにく派」が完全勝利しました。

気づいたら丼がカラになってしまった

 ご飯との相性も本当に抜群で、気づいたら丼がカラになってしまった感じです。こちらも、ごちそうさまでした!

(取材・撮影:佐藤圭亮)