おままごと遊びといえば子どもに人気の遊びのひとつ。中でも欠かせないのが包丁やまな板を始めとした調理器具や食材のおもちゃですが、その多くが昔から形を変えず現代にも引き継がれています。

 そんなおままごと遊びの道具として、ツイッターユーザーのぴろつくさん(@pirotsuku)が2歳になる娘さんのために作ったという人気の調理家電を模したおもちゃが「うちにも欲しい」「これが現代のおままごとか」と絶賛されています。

 ぴろつくさんが制作したのはシャープの電気無水鍋「ヘルシオホットクック」をモチーフにしたおもちゃ。食材を入れて放っておくだけで料理が出来上がると評判の調理家電です。

 ぴろつくさん宅には2台のヘルシオホットクックがあり、フライパンや鍋以上に使用頻度が高いとのこと。そこで我が家流おままごとをよりリアルなものにするために、今回のホットクックおもちゃをつくってみたそうです。

中身もばっちり再現されています

 ホットクックのおもちゃはぴろつくさん自身が3D CADで設計し、3Dプリンタで出力。微妙な曲線が難しかったのと、3Dプリンタで出力しやすいように、形は少し変えられています。

 ぴろつくさんは仕事関係でこうした技術を培ったわけではなく、工作はあくまでも趣味。しかしその出来映えには、シャープの公式ツイッターアカウントもリプライで反応するほどとなっています。

 この家にある調理家具の再現に、娘さんは大変喜んだそうです。「ホットクックでピッして出来上がりー」と、料理ごっこをより楽しんでいるとのこと。

おままごともこれから進化していくのかも

 昔ながらのおままごと遊びも、昨今の便利な家電の登場により、どんどん変化をしていきそう。料理はワンタッチで出来上がり、掃除はロボット、洗濯はドラム式で乾燥機能付き……が今後のおままごとのスタンダードになっていくかもしれませんね。

<記事化協力>
ぴろつくさん(@pirotsuku)

(山口弘剛)