名バイプレイヤー(名脇役)として知られる俳優の岡本信人さんが、出身地であり観光大使をつとめている山口県岩国市のWEB動画で、「徳利に扮したサムライ」という不思議な役どころに挑戦。岩国の素材を使ったおつまみをPRしています。

 9月30日に公開されたWEB動画「つまちょん侍、参上」篇(1分29秒)は、岩国市が企画開発を行っているお土産統一ブランド「つまんでちょんまげ」、ならびに岩国市の更なる認知拡大を目指して制作されたもの。

 「つまんでちょんまげ」は、雁木・五橋・金冠黒松・金雀・獺祭といった岩国のおいしい日本酒のお供に、錦川の清流や職人が心を込めてつくりあげた「岩国れんこん」「こんにゃく」「岸根ぐり」「高森牛」「天然鮎」「由宇とまと」「わさび」など、岩国の素材を使ったおつまみが味わえるお土産シリーズです。

お土産統一ブランド「つまんでちょんまげ」

 動画では「つまんでちょんまげ」のパッケージにデザインされているちょんまげの代わりに徳利を頭にのせたキャラクター「つまちょん侍」を実写化。そんなシュールな役柄をドラマ「渡る世間は鬼ばかり」をはじめとした数々の人気作に出演し、野草好き俳優としても知られる岡本信人さんが演じています。

つまちょん侍

 動画はとある料亭でのご接待のワンシーンからスタート。「まずはご一献」と取引先の方へお酒を差し出すも手が震えてしまうビジネスマン。その震えは緊張からきているのかと思いきや、岡本さん扮する「つまちょん侍」を抱えているのが原因だったよう。

とある料亭でのご接待のワンシーン

 無表情「つまんでちょんまげ」と呟きながら精一杯自分の頭の徳利を差し出す「つまちょん侍」。恐れおののく取引先のビジネスマンに対し、渾身の力を込めて岩国のお土産統一ブランド「つまんでちょんまげ」を精一杯アピールし続け、ついに取引先の信頼を勝ち取る……といった思わずクスっと笑ってしまう動画となっています。

「つまんでちょんまげ」を精一杯アピール

 撮影現場では抱きかかえられた岡本さんのちょんまげかつらが何度も外れ落ちるも、岡本さんは徳利になりきって、淡々と徳利を演じ切っていたとのこと。その真摯な姿に現場にいたみんなが心打たれたそうです。

 岡本さんは撮影後のインタビューでその時の想いについて「とっくりは無機質なものですから、表情をあまり動かしてはいけないかなと思って、そんなところを注意しましたけれども、あとは気持ちだけ、とっくりです」とコメント。

 さらに日本酒に合うおススメの野草のおつまみについては、「おつまみ用の野草なんていうのはあまりないですけれども、野草をおつまみにしようとしたら、例えば、おすすめはタンポポの葉っぱの白和えです。今でもタンポポは一年中ありますから、花はありませんが、葉はありますので、それを摘んでいただいて、お豆腐と合わせていただいて、つまみということであれば、しっかりめの味のほうがいいと思います。ぜひ試してみてください」と語っています。

撮影後のインタビュー

 なお、今回紹介したWEB動画「つまちょん侍、参上」篇はYouTube「つまんでちょんまげチャンネル」やつまんでちょんまげ公式サイトなどで視聴できます。

情報提供:山口県「岩国市」PR事務局