「ガックシ……」という声が聞こえてきそう。ラブラドールレトリバーのマリーちゃん(9歳)の「哀愁漂う背中」が見た人の同情を誘っています。肩をポンとたたいて「どうした?話聞こうか?」と声を掛けたくなってしまいますね。

 マリーちゃんは埼玉県加須市にある豊和精機製作所の社長宅で暮らすワンちゃん。性格は一言「パリピ」とのことで、普段は明るい性格なのでしょうが、写真からはどうもパリピ感は失われている気が……いったい何があったのでしょうか。

マリーちゃんの哀愁漂う背中には5万件を超えるいいねが

 飼い主さんの話によると、写真は事務所での一コマ。作業場から事務所に戻ると、このマリーちゃんの「哀愁漂う背中」が目に入ってきたのだそう。

 マリーちゃんに何があったのかは結局のところ分からなかったのですが、この姿を見て「なんかがっくりきてるっぽいなぁ」と思い、写真を投稿したところ、ツイートは瞬く間に大きな注目を浴びることに。

 5万件を超える「いいね」がつくなどの思わぬ反響に、飼い主さんは「最近『アルミホイル・ソロキャンレシピ』と言う本を出したのですが、そっちじゃなくて犬が話題かよ!って感じですね(笑)」とコメント。やや複雑そうな心境を語っています。

 折角なので……書籍も紹介すると、飼い主さんこと佐藤一博氏は「20年間布団で寝ていないアウトドア研究家」として広く知られる人物。昨今はやりの「無骨キャンプ」の先駆け的存在です。

 7月31日に秀和システムより発売された「アルミホイル・ソロキャンレシピ」(税込1430円)では、「アルミホイルがあればアウトドアレシピに道具なんていらない」「最小限の道具でカンタンにそこそこウマいものを作る」をコンセプトに制作。自動車のマフラーでステーキを作る、といった佐藤氏らしいワイルドの極みレシピも紹介されていますよ。

<記事化協力>
(ル)豊和精機製作所さん(@HowaSeiki)

(山口弘剛)