「芸術のひとり歩き」と、ツイッターで紹介されたのは、芸術家の故岡本太郎さんが手掛けた「太陽の塔」に変身した5歳児の写真。

 ダンボールで制作された「太陽の塔」をかぶり、ふらつきながら歩く様子は何ともかわいらしく。ツイートには5万件を超える「いいね」が付き、多くの方をほっこりとした気持ちにさせています。

 ダンボール作品を制作したのはツイッターユーザーの藤岡@かるたさん(@hihillstyle)。太陽の塔に扮した子どもは藤岡さんのお子さんです。

 もともと「ダンボール工作が好き」という藤岡さんは、これまでに滑り台や小屋など作ってきました。今回は、お子さんがテレビでみた太陽の塔に衝撃をうけ、せがまれての制作でした。

太陽の塔をかぶる藤岡さんのお子さん

 素材はダンボールとガムテープ。藤岡さんが当初考えていたよりも複雑な形状で、作るのにはとても苦労したそうです。

 白いガムテープでぐるぐる巻きにする工程はお子さんと一緒に行い、約1か月の制作期間を経てついに完成しました。特徴的なシンボルも見事に再現されています。ダンボール製なので耐久性にやや難点がありますが、お子さんは大事に大事に扱っているそうですよ。「基本的には観音様とか大仏様みたいなシンボル的な扱い」とのこと。

 お子さんいわく「太陽の塔を見ると元気が出る」らしく、兄とケンカをするなど落ち込んだ時に、太陽の塔を見てパワーをもらっているそうです。

 ツイートへの反響については「太陽の塔みたいな活気があってわかりやすいものがいいんでしょう」と藤岡さん。制作から40年が経つ今もなお、見る者の心に刺激を与え続ける太陽の塔。太陽の塔を見ると元気が出る、という5歳のお子さんの感受性もとても素敵ですね。

<記事化協力>
藤岡@かるたさん(@hihillstyle)

(山口弘剛)