「ごはんまだかニャ……」という猫ちゃんのセリフが聞こえてきそう。ツイッターに投稿された、自動給餌器の前でごはんが出てくるのをじっと待っている猫の姿が話題です。

 自動給餌器の食器部分を見つめる様子を、猫ちゃんの後ろ側から捉えた写真。表情は見えませんが、丸みを帯びた背中からそこはかとない哀愁が漂います……。

 「自動給餌器置いたらごはん出てくるのずっと待ってる……」というつぶやきと共に写真を投稿したのはツイッターユーザーのぐみととらさん(@gumitora777)。哀愁漂う背中を披露したのは飼い猫のとらちゃん(2歳/男の子)です。とらちゃんは普段からとっても食いしん坊で、食べ物のこととなるとなりふり構わず必死になるのだそう。

自動給餌器の前で待つとらちゃん。背中が切ない。

 実は飼い主さんがこの自動給餌器を購入したのは約2年前のこと。基本的には飼い主さんが直接ごはんをあげているそうなのですが、最近になりどうしてもごはんをあげられない時間があったため、久しぶりに押し入れから出して使用し始めたそうです。

 給餌器のタイマーは1日3回、定時でセット。とらちゃんも基本的にはごはんが出てきてから向かってくるそうですが、お腹がすいた時にはフラッとやってきて今回のように待っていたり、時には中に手を入れて取り出そうとしているそう。どうにかごはんを取り出そうと必死になっている姿を想像すると、ちょっとかわいく思えますね。

 ツイートの返信欄には「うちの猫も給餌器の前に張り付いてます」「我が家もそうでした。30分前にはスタンバってます」と猫飼いからの共感の声が多数寄せられ、とらちゃん同様、自動給餌器の前で待つ各家庭の猫ちゃんの様子が投稿されています。

 この様子を見た飼い主さんからは「不在中にお腹を空かせないように準備したのですが、今回の写真のように給餌機の待ったりするようになって申し訳ない気持ちになりました」とのコメントが。どうやら自動給餌器から出てきたごはんと、飼い主さんが直接あげたごはんではとらちゃんの食いつき方が違うそうです。

 自動給餌器には猫ちゃんの肥満防止などメリットも多数ですが、とらちゃんはやっぱり飼い主さんの手から直接もらうごはんの方が安心するみたいですね。

<記事化協力>
ぐみととらさん(@gumitora777)

(山口弘剛)