夏野菜を代表する、真っ赤な果実が特徴のトマト。トマトの形と言えば、丸みを帯びた形状を想像する方がほとんどだと思いますが、フルーツトマトの曽我農園さん(@pasmal0220)がツイッターに投稿した珍しい形のトマトが話題です。

 その形とはなんとハート型!ハートに見えるよね、というレベルでなく左右均等のまさしくハート型です。トマトの赤色がぴったりで、まるでアート作品のような美しさです。

 曽我農園さんに話をうかがうと、このトマトはファーストと呼ばれる品種で、1985年に桃太郎トマトが登場するまでは日本で広く普及していた品種とのこと。もともと果実の先端がとがりやすいことが特徴で、甘味と酸味がしっかりとしており「昔ながらのトマト」として広く知られているトマトなのだそうです。

 「近年まれにみる」というつぶやきの通り、このようにきれいなハート型は曽我農園さんも久しぶりに見たとのこと。ファーストトマトの特徴通り、先だけがツンと尖ったり、お尻のような形になることはあるそうですが、左右対称のきれいなハート型になることは非常に珍しい現象だそうです。

 そんなハート型トマトの見た目のかわいらしさに、ツイートには6万件を超える「いいね」が。「何か良い事がありそうな気がしたので保存しました」「待ち受けに使ってもいいですか?」との返信が相次ぎ、ツイートを見た方のハートをわしづかみにした模様です。

 曽我農園さんは過去にも「闇落ちトマト」を始めとした、ちょっと変わった形のトマトを多数紹介しています。これらは本来、規格外品やB級品と呼ばれるもので、他の企業では廃棄されることもあるそう。味は変わらなくても捨ててしまうのがもったいない、という思いから多くの人に知ってもらいたいと投稿をしているとのこと。

 近年食品ロス問題が大きな問題となっており、改善に向けて取り組む企業も多くなっています。曽我農園さんのこうした取り組みも、食品ロス問題への取り組みの一つ。こんなにかわいいトマトを見つけたら、廃棄どころかむしろ欲しい!と思ってしまいますね。

<記事化協力>
フルーツトマトの曽我農園さん(@pasmal0220)

(山口弘剛)