ツイッターに投稿されたピカピカの巻き貝の写真。光が反射して虹色に輝き、アクセサリーやインテリアのようなこの貝、実は特別な貝ではなく、スーパーの鮮魚コーナーなどで購入可能な「ながらみ」の貝を磨いたものなのです。

 ながらみはお酒のつまみとしてもおなじみの食用貝。しっかり塩ゆでして食べると、アワビのような食感を楽しめます。きれいな渦を巻いているため、元々形のきれいな貝ではありますが、表面を磨くことで真珠層と呼ばれる層があらわれ、写真のように虹色に光り輝く貝になるのです。

 写真の投稿を行ったのはシルバーアクセサリーやからくり人形制作を行っている、アトリエpuchucoさん(@puchuco709)。中学生の頃に何度かながらみを磨いたことがあり、スーパーで久しぶりに見つけたので磨いてみることにしてみたのだそう。

 作業の工程は鉄のやすりで表面を少し削った後、水をつけながら240番から3000番くらいまでの紙やすりを複数枚使用し、段階的に磨いていくとのこと。作業にかける時間は貝ひとつあたりおおよそ40分ほど。時間をかけてじっくり丁寧に磨き、光沢を出していきます。

 アトリエpuchucoさんは調理してから(茹でてから)磨いたとのことですが、生の状態でも同じようになるそうです。実際にやってみるなら調理後でも出来るので、食後に捨てずに保管しておくと良いでしょう。

 美しい輝きを放つながらみの姿には多くの人が反応。ツイートの返信欄には「こやつら、こんな綺麗になるんか……」とその美しさに驚く声のほか、「子どもが目を輝かせています」「小学生の子どもとチャレンジしてみます」との声も。夏休みの工作や自由研究に、ながらみを磨いてみるのも良いかもしれませんね。

<記事化協力>
アトリエpuchucoさん(@puchuco709)

(山口弘剛)