これからの暑くなる季節には、レモンのような爽やかな味わいが欲しくなります。レモンやオレンジで有名なサンキスト公認という本格レシピが話題のJINRO「サンキスト(R) レモネード・サワー」に、期間限定で「ホワイトレモネード・サワー(希望小売価格:税抜160円)」が登場。メディア向け試飲セットをいただいたので、さっそく味を確かめてみました。

 サンキスト(R)はアメリカ、カリフォルニア州とアリゾナ州の加盟シトラス生産農家が所有・運営する非営利の販売協同組合。その公認を得たレシピを使った「サンキスト(R) レモネード・サワー」は、サンキスト(R)のブランドを冠した世界初のお酒です。

サンキスト(R) レモネード・サワー

 これまでに「レモネード・サワー」と「オレンジエード・サワー」の2つがリリースされているシリーズに、期間限定商品として2021年6月8日に発売されたのが「ホワイトレモネード・サワー(税別160円)」。本場アメリカで古くから愛されてきた伝統的なレモネードの甘酸っぱい味わいに、乳性特有の甘酸っぱさを掛け合わせて優しい爽やかな味わいになっているといいます。

サンキスト(R) ホワイトレモネード・サワー

 レモネードのスッキリとした爽やかさが、乳性と出会ってどのような味わいとなるのでしょうか。届いたメディア向け試飲セットはホワイトレモネード・サワーと、比較用のレモネード・サワー。

 まずは缶のデザインを見ると、レモンの果実をかたどった枠にカリフォルニアを思わせるパームツリー、そして「サンキスト(R)」と商品のロゴという基本はレモネード・サワーと同じですが、ホワイトレモネードということもあり、白が基調となった缶になっています。

サンキスト(R) ホワイトレモネード・サワーの缶デザイン

 レギュラーのレモネード・サワーと並べてみると一目瞭然。ブルーとレモンイエローのコントラストが鮮やかなレモネード・サワーに対し、ホワイト感を強調した配色が印象的です。

レモネード・サワー(左)とホワイトレモネード・サワー(右)缶の比較

 さて、中身はどうなっているでしょう。グラスに移してみると、乳性飲料のような白く半透明な印象。弾ける泡から、レモンの爽やかな香りもします。

泡からレモンの香りが弾ける

 一口飲んでみると、まず感じるのは乳性特有のまろやかさ。そこにレモンのスッキリした甘酸っぱさが、ふわりと広がっていきます。

 レモンの甘酸っぱさが苦手、という人にとっては、乳性のまろやかさがレモンの強さをやわらげているので、口当たりが良いと感じるかもしれません。それでいて、レモン独特の香りは堪能できます。

 比較用に送っていただいたレモネード・サワーと飲み比べてみると、キャラクターの違いがよく分かります。レモネードのスッキリした甘酸っぱさを味わうなら、果実感の強いレモネード・サワー、レモンの香りを優しく包み込む乳性の爽やかさを楽しめるのがホワイトレモネード・サワーという感じです。

味わいの違いを楽しむのもいいかも

 乳性といっても甘みが強い訳ではなく、ヨーグルトのような甘酸っぱさが主なので、レモネードの味わいを邪魔することもなく、相乗効果を高めているといった感じ。レモンの香りと乳性の出会いは、とても良い関係になっているように感じました。

取材協力:眞露株式会社

(取材・撮影:咲村珠樹)