折り紙でミニチュアを作る「カミニチュア」という新ジャンルで、様々な作品を作り続けている、あうむさん。ある日、あうむさんが自身のTwitterで「折り紙で作っています!」とツイートして紹介した作品は、なんと卵焼きでした。それにしても、美味しそうだ……。

 元々は紙粘土で作品を作っていたという、あうむさん。しかし、着色の際に上手く色を出すことが出来なかったのだとか。そんな時に色の部分を折り紙に頼って作ったのが、「カミニチュア」を始めたきっかけとのこと。

 今回の卵焼きは美術展の作品の一部として作ったそうですが、見れば見るほど本物そっくり。しかも、たった1日で完成させたそうです。

 「卵焼きの焼き色やボコボコとした質感など、折り紙に見えないようにこだわって貼り合わせた」と語る、あうむさん。巻いた時のちょっとした空気感もポイントなので、そういう細かい所まで見てもらいたい話していました。

 しかし、これだけクオリティーの高い作品を生み出すためには、やはり苦労も多かったようで、卵焼きの色や空気感を出すのが大変だったとのこと。また、卵焼きをのせるお皿も、あうむさん的に課題だったそう。

 作品が完成した時は達成感があり、多くの人から反響をもらって嬉しかったと言うものの、「大葉のリアルさなど、次の課題になりそうです」と既に次の課題を見つけているとのこと。

 あうむさんの作品はInstagram(aumu_12)でも見ることができ、さらにminneというサイトでは「#カミニチュアショップ Nagocoro」というお店を開設しています。カミニチュアのアクセサリーや置物などの販売もしているので、興味を持たれた方はのぞいてみるのも良いかもしれません。

<記事化協力>
Nagocoroのあうむさん(@aumu_12)

(佐藤圭亮)