ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のフランク・ドルジャーが手掛ける超大型国際ドラマ、「THE SWARM(原題)」に木村拓哉の出演が決定しました。

 世界を舞台にした海洋SFサスペンスで、海外制作ドラマ初参加となる木村はストーリー後半部分でのキーパーソンのひとりである「アイト・ミフネ役」を演じます。

 本作はヨーロッパ各国の主要放送局とHulu Japanが共同製作する、全編英語のビッグ国際プロジェクト。

 世界のテレビ史に残る大ヒットドラマ「Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)」のプロデューサーのひとりで数々のエミー賞受賞歴を持ち、インタグリオ・フィルムズのクリエイティブ・ディレクターを務めるフランク・ドルジャーが製作総指揮を務めます。

 原作はドイツ国内だけで450万部を売り上げたフランク・シェッツィングのベスセラー小説「THE SWARM」。深海に生息する未確認知的生物の群れに直面する“人類の闘い”を描いた物語です。その中で木村が演じるのは人類の危機に立ち向かう科学者グループのひとつを組成し海洋問題に取り組む“ミフネ財団”の創設者で、自らそのチームを指揮するアイト・ミフネ役。

 製作総指揮フランク・ドルジャーから「『ゲーム・オブ・スローンズ』と同様に、この『THE SWARM(原題)』においては、全体の調和が本質的に重要であり、キャラクターたちに生命を吹き込んでくれるオリジナリティー溢れる魅力的な俳優達の布陣が成功の鍵であると常にイメージしていました。木村さんに演じてもらう役は、強く権威ある雰囲気と際立った知性を同時に表現できることが求められますが、彼の作品を拝見しこのキャラクターを演じるのにまさしくうってつけと確信しました」との熱烈オファーを受け、木村の出演が実現したそうです。

 本作について木村は「『Game of Thrones』は大好きな作品でしたので、そのチームからのオファーがあった際は、素直に嬉しい気持ちでした。原作の世界観の完成度が高く、この世界観の中に自分が参加できる事を大変嬉しく思います。どんな役であれ、頂いた役柄を大切に演じたいと思っています。また、日本だけでなく、世界がまだこのような時世ですので、細心の注意を払って現場に赴きたいと思っております」とコメントしています。

 そのほかセシル・ドゥ・フランス、アレクサンダー・カリム、レオニー・ベネシュ、バルバラ・スコヴァなど、10か国を超える実力派俳優の出演も決定。監督のバーバラ・イーダーをはじめとするスタッフ陣にも才能溢れるクリエイター達が結集。2021年6月よりイタリアでの撮影がスタート予定とのことです。

 映像化不可能と思われた壮大な世界観を国際色溢れる最高のスタッフ&キャスト、さらには最新の技術で描く規格外の海洋SFサスペンス「THE SWARM(原題)」は全8話で2022年に世界同時放送&配信開始。日本ではHuluで独占配信予定です。

情報提供:Hulu