夜間、空港から飛び立つ飛行機の光を特殊な方法で撮影した、幻想的な写真が話題です。地上から夜空に向かって3本の光の線が伸び、描く曲線がまるで夜空に続く道のように写っています。

 その様子はまるでアニメのワンシーンのよう。非現実的なロマンあふれる写真にTwitter上では6万件を超えるいいねがつけられています。

 このファンタジー感あふれる写真の撮影者はRyogo Urataさん(@Ryogo_Urata)。関西を拠点に全国各地で風景写真を撮影している大学院生です。写真には高校生の頃から没頭し、一眼レフカメラを持ち始めて今年で8年目になるとのこと。

 今回の撮影方法について詳しく聞くと、カメラの「バルブ」モードを使用して撮影したとのこと。「バルブ」とは、シャッターを任意の時間開いたままにできるモードで、動く光源を点ではなく軌跡として写すことができます。天体写真や花火など光を放つ物の撮影によく用いられ、教科書や広告などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 写真は大阪の伊丹空港で撮影されたものとのこと。ほぼ北へ向いている滑走路(32L)の端近くを流れる千里川の土手から空港を見渡すことができ、そこから望遠レンズを使って滑走路部分を切り取っているそうです。

 千里川土手といえば、手を伸ばせば飛行機に手が届きそうなほどの迫力のある着陸と、夜はイルミネーションのように美しい滑走路灯などの飛行場灯火が一望できる伊丹空港の撮影スポットして、航空ファン以外にも非常に有名です。

 これまでにも多くの方が千里川土手にて写真や動画の撮影を行っているので、あまり目が向かない離陸後の飛行機に焦点を当てた、とRyogo Urataさん。返信欄には「銀河鉄道999みたい」「レインボーロード」などとアニメやゲームに例えるリプライが多く寄せられ、いかに非現実的な写真であるかを物語っています。

 写真が大きな反響となっていることについて、Ryogo Urataさんは「自分でも手応えのある作品でしたが、ここまで多くの方に見ていただけるとは思っていませんでした。今後も良い作品をお届けできるよう、精進したいと思います」とコメントしています。今回の写真以外にもTwitterやInstagramにて、見た方を引き付ける美しい写真を投稿されていますので、ぜひチェックしてみてください。

<記事化協力>
Ryogo Urataさん(Twitter:@Ryogo_Urata/Instagram:@ryogo430)

(山口弘剛)