子供がイヤがってなかなかお風呂に入ってくれない。特に小さいお子様を子育て中のあるあるです。お風呂用のおもちゃは置き場所に困るし、おまけ入り入浴剤は高くついてしまうし……何か良い方法はないものかとお悩みの方、必見です。

 その方法とは100均で購入できるアイスボールメーカーでガチャガチャ等のミニサイズのフィギュアを氷漬けにし、お風呂で溶かして救出する、というもの。子供の好奇心を見事にくすぐる子育てライフハックツイートに18万件もの「いいね」が集まっています。

 投稿を行ったのは2歳と0歳の息子さんを持つなかがわ(@nkgw_yuta)さん。なかがわさんの息子さんも以前はお風呂に入るのを嫌がっていたそうですが、この方法を試してからは喜んでフィギュアの救出に向かう(お風呂に入る)ようになったのだそうです。

 話をうかがうと、このアイデアはおまけ入り入浴剤が高いので、どうにか楽に作る方法はないかと夫婦で話し合いながら思いついたとのこと。当初はネットで見かけたアイスボールを溶かす遊びを実践していたそうですが、飽きてしまったのでくまモンのフィギュアをアイスボールメーカーに入れて凍らせてみたところ、息子さんにドンピシャだったそうです。

凍る前のくまモン

 息子さんは氷漬けになったくまモンをみて、「くまモン凍っちゃったからお風呂で助けなきゃ!」と救出に乗り気だったようで、2回目以降は「自分でもやってみたい!」と水を入れるところから息子さんが行い、冷凍庫で時間をかけて氷に変化する様子を楽しみながら学べているとのこと。こんなに楽しそうにしてくれると、教える側もうれしくなってしまいますね。

 現在はお湯をかけるとなぜ氷がとけるのか、なぜお湯が冷たくなるのか、と科学の実験のように考えながら遊んでいたり、中に入れるフィギュアをくまモンから変えてみたりと、遊び方を工夫されているそうです。子供と一緒に考えながら、色々な遊び方に発展させられそうなのも、この遊びの面白いところです。

手桶に入れる遊び方がおすすめ

 コロナ禍でのおうち時間の過ごし方としても重宝しそう。子供と家で何しようかな……とお困りの方は、なかがわさんの子育てライフハックをぜひ試してみてください。

 なお、小さいフィギュアを取り扱うので誤飲にはくれぐれも注意し、お風呂で遊ぶ際はお子様から絶対に目を離さないようにしましょう。

<記事化協力>
なかがわさん(@nkgw_yuta)

(山口弘剛)