カレーやシチューは人気の高いメニューですが、汚れた鍋を洗う時、スポンジに汚れが移ってしまいがち。あとでスポンジを洗い直す羽目になり、手間を感じている人も少なくないと思います。現役シェフが、たった大さじ1杯の水で下処理することで、スポンジを汚さずにすむというライフハックを披露し、SNSで人気です。

 

 カレーやシチューは油分と同時に粘性が高いため、鍋肌にくっついた汚れがスポンジに移り落としにくいのが難点。都内のレストランでシェフを務め、様々なレシピや料理のライフハックをTwitterで紹介している麦ライスさんは、粘性の高いカレーやシチューの鍋を洗う前に一手間加えることで、スポンジをひどく汚さなくて済む方法を紹介しています。

 用意するのは、大さじ1杯の水とキッチンペーパーだけ。鍋に水を入れ沸騰させたら、火から下ろしてキッチンペーパーで鍋肌の汚れごと拭き取ってしまいます。

 お湯が油分の多いカレーやシチューを鍋肌から浮かせ、キッチンペーパーで拭き取りやすくしてしまうというライフハック。水を沸騰させる時強火にしすぎると、蒸発して十分な量のお湯が残らないことがあるので注意。また、お湯でやけどしないよう、キッチンペーパーも折りたたんで使うとよいでしょう。

 あとは、通常通り洗剤とスポンジで鍋を洗います。先に大まかな汚れを拭き取ってしまっているので、スポンジもひどく汚れてしまうことがありません。

 このライフハック、キャンプなどアウトドアでカレーを作る際の後片付けにも応用できます。アウトドアでは水をふんだんに使うことができない場合もあり、後片付けが大変なカレーやシチューは敬遠しがちですが、少量の水を沸騰させ汚れを拭き取ってしまうことで、そのまま鍋を自宅まで持ち帰り、改めて洗うことができます。

 カレーやシチュー以外にも、焦げ付きがなければ、このライフハックは脂分でギトギトになったフライパンや鍋を洗う際にも応用可能。リプライには「脂とタレでぎとぎとのホルモン焼いたフライパンにもいけます?」という質問があり、麦ライスさんは「水でふやけさえすれば余裕でいけます」と回答を寄せています。

 お湯でこびりついた汚れを浮かすテクニックは、筆者も普段の家事で使っているのですが、汚れが簡単に落ちるので、いきなり洗い始めるより遥かに時短にもなります。フッ素加工されている鍋やフライパンの場合、ゴシゴシ力任せに洗うとコーティングの劣化や剥がれにつながるので、このテクニックでスポンジも鍋も長持ちさせちゃいましょう。

<記事化協力>
麦ライスさん(@HG7654321)

(咲村珠樹)