「GREAT PRETENDER」や「進撃の巨人」などを手掛けるアニメーション制作会社WIT STUDIOが、2020年12月にストップモーション制作ラインを発足。発足にあわせて制作された、ストップモーション・アニメ「Candy Caries」が3月24日から公開されます。

 数々の人気アニメを生み出してきたWIT STUDIOが次に挑戦するのは、ストップモーション・アニメ。簡単に言うと静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしながらカメラで撮影することで、まるで動いているかのように見せるコマ撮りアニメのことです。

 公開された「Candy Caries」は、アクセサリーやキーホルダーなどの作成にも使われるプラスチックの板(通称“プラバン”)が使用された作品で、素材を活かした独自の柔らかさと暖かみ持ったストップモーション・アニメに挑戦しているとのこと。

口の中で歯を勝手に家具に変えたり、パーティーを開いたりして好き放題しているママの口の中に住み着く虫歯・カリエス。ママは歯磨きでカリエスを殺そうとするが……というストーリー。

 口の中で歯を勝手に家具に変えたり、パーティーを開いたりして好き放題しているママの口の中に住み着く虫歯・カリエス。ママは歯磨きでカリエスを殺そうとするが……というストーリー。

 キュートなキャラクター達が魅せるコミカルで不思議な物語はセルアニメとはひと味違う作品に仕上がっているそうです。

アクセサリーやキーホルダーなどの作成にも使われるプラスチックの板(通称“プラバン”)が使用された作品で、素材を活かした独自の柔らかさと暖かみ持ったストップモーション・アニメに挑戦しているとのこと。

キュートなキャラクター達が魅せるコミカルで不思議な物語はセルアニメとはひと味違う作品に仕上がっているそうです。

 本作のアニメーションプロデューサーでストップモーションスタジオのコアメンバーでもある山田健太は「手法も作風も今までのWITラインナップとは違ったものを作りますが、いつでも『どのメンバーで作品を作るか?』を考えています。本プロジェクトも、手法や作風より、このチームの作品を見たい!もしくは作りたい!と思ってもらえるようなチームが見え始めています」と語っています。

 ディレクターの見里朝希は「この度、大変ありがたいご縁により、ウィットスタジオと共にストップモーションスタジオを新たに立ち上げることになりました。これまでの制作環境が大幅に向上し、作品規模もより大きなものになると思います。常に新たな挑戦をし続けることを忘れず、ストップモーションの文化を盛り上げていけるよう精進して参ります」とコメントしています。

 今後はアニメーション制作のジャンルを拡張し新たな映像ニーズに対応できるクリエイティブ活動を行い、これまでのWIT STUDIOのカラーと違うストップモーション・アニメを発信していくそうです。

 また見里朝希を中心にストップモーション・アニメを一緒に作るメンバーの募集を予定しているとのこと。詳細は近日中にWIT STUDIO公式HPにて公開予定です。

■ ストップモーションスタジオ:コアメンバー

【プロデューサー 山田 健太(KENTA YAMADA)】
経歴:茨城スタジオ アニメーションプロデューサー/とつくにの少女 短編アートアニメ(プロデューサー)、劇場版ポケットモンスター みんなの物語(WIT STUDIOパート 制作デスク)

【ディレクター 見里 朝希(TOMOKI MISATO)】
経歴:PUI PUI モルカー/マイリトルゴート/TVアニメ「けだまのゴンジロー」EDアニメーション

(C) Tomoki Misato/WIT STUDIO
情報提供:株式会社ウィットスタジオ