鶏のから揚げやフライドチキンは人気メニューですが、揚げ物は準備と後片付けが面倒なこともあり、そんなに作る機会は増やせませんよね。でも、それがフライパンで作れるなら……?さらには袋をつかって汚れ物も減らし、少量の油で揚げ焼きできちゃう「レジ横チキン」のレシピがSNSで注目を集めています。

 “コンビニレジ横のホットスナックにありそうなチキン”こと「レジ横チキン」レシピをTwitterで公開したのは、料理コラムニストの山本ゆりさん。

 「友達に「どうやって作ったん?!」と聞かれた自信作。衣ザックザクで中ジューシー!もう売りもんの域」という、お手軽フライドチキンです。

 調味料をのぞきメインで用意するのは鶏モモ肉1枚と袋(調理に使えるもの)、そして衣となる小麦粉と片栗粉です。鶏モモ肉を4等分するので、これで4つ分が作れます。

■ 手順と材料

 ※【】内が材料です。

(1)【鶏モモ肉(300~350g)】を4等分し、包丁で叩いてひと回り大きめに伸ばしてやります。叩いてやるのは肉の繊維をほぐし、下味が染み込みやすくするためなので、それほど真剣にしなくても大丈夫。

(2)用意した袋に【水大さじ2、醤油大さじ1、塩・砂糖各小さじ1/2、チューブにんにく・生姜各1cm、ゴマ油小さじ2】を入れ、そこに伸ばした鶏モモ肉を入れて揉み込んでやります。揉み込むときに破れないよう、フリーザーバッグのように丈夫な袋の方が便利です。

 揉み込んだ後は一旦冷蔵庫で15分くらい寝かせてやります。中身が漏れないように注意してくださいね。

 この間に油と水が調味料とともにモモ肉へ染み込み、出来上がりがジューシーになります。油は衣の結着を良くする働きも。ゴマ油の香りが苦手な方は、オリーブオイルなど別の油を使っても大丈夫。

(3)用意しておいたもう1枚の別の袋には、【片栗粉大さじ5、顆粒鶏ガラ小さじ1、粗挽き黒胡椒小さじ1/2】を入れておきます。

 寝かせておいた鶏モモ肉を入れた袋には、【小麦粉大さじ3】を入れて揉み込み、ねちゃっと粘り気がするぐらいの状態にしてやります。準備ができたらお肉を取り出し、片栗粉などを入れた袋に移して、しっかり衣をまぶしましょう。


(4)フライパンには【5mmほどの深さになるよう油】を入れ、弱めの中火といった火加減で鶏モモ肉をじっくり揚げ焼きにします。揚げ焼きする際はフライパンもお肉も動かさず、そのまま焼き色がしっかりつくまで3~4分。裏返して2分ほど加熱してやります。


(好みで)出来上がった「レジ横チキン」は、色々シーズニングで味変できます。粉チーズをまぶしたり、一味唐辛子をまぶして辛めに仕上げてもいいですね。



 ガラムマサラをまぶすと、香り高いカレー風味に。このところ注目が集まっている業務スーパーには、フライドポテト用のシーズニングが各種売られているので、それを使っても面白そうです。

■ ムネ肉でもできるけどモモ肉の方がジューシー

 山本さんによると、ムネ肉でも同じようにできますが、モモ肉の方がジューシーに仕上がるとのこと。ムネ肉を使う場合は肉の繊維をしっかりほぐし、寝かせる時間を長めにとってやるとパサつきが抑えられます。

 小麦粉だけでなく、片栗粉を加えることで衣に軽さが加わり、サクサクしたクリスピーな食感になってくれます。味を濃くしたい場合は、片栗粉を入れた衣の袋に、顆粒のコンソメやオールスパイスなどを加えてやると、ガツンとした濃い味になってくれるそうです。

<記事化協力>
山本ゆりさん(@syunkon0507)

(咲村珠樹)