グリム兄弟の童話集「グリム童話集」に収載されることで広く知られるようになった「白雪姫」。もとはドイツの民話とされていますが、1937年にディズニーによりアニメーション映画化されたこともあり、現在では世界中で多くのファンに愛されています。

 後者については、「ディズニープリンセス」としても有名ですが、映画公開から80年以上経った令和日本にて、「現代版白雪姫」がTwitter上で爆誕し、大きな反響となっています。

 「宅コスしてたら『家の中に白雪姫おるwwwwwww』って母に写メ撮られた時の写真が本当にしんどい こんなんシュールすぎるじゃん…猫おるし……」

 そんなつぶやきとともに、1枚の写真を投稿したのはウヅキウナさん(以下ウヅキさん)。そこには、「ディアンドル」と呼ばれる、ドイツ南部やオーストリアチロル地方の民族衣装を「白雪姫カラー」でカラーリングした衣服に、毛先がウェーブがかったボブカットと赤いリボンで着飾った白雪姫の姿。いずれも赤のほっぺとチークがチャーミングです。

 さらに右手には、“因縁の食品”である赤りんごを手に取りながらも、もう片方の手でスマートフォンをチェック。部屋にはテレビの姿もあり、半開きになったドアからやってきた猫ちゃんが良いアクセント。

 どうやら「令和版白雪姫」となると、しっかりと「デジタル化」にも追いついているようですね。と、冗談はこの辺にして、写真に写っているのはウヅキさんご本人。ウヅキさんは、主に東方プロジェクト※や創作系を中心したコスプレイヤーさんなんです。
 ※「東方プロジェクト」とは、同人サークル「上海アリス幻樂団」製作のシューティングゲームを中心とした作品群のこと。

 同時に、大のディズニーファンということもあって、様々なディズニーコスプレもされています。今回投稿したのは、2019年のディズニーハロウィン用に用意した「白雪コス」。

 「背景がマシなところで自撮りをしていた最中だったんです」と当時を振り返ってくれるウヅキさん。それにしても、かなりの再現度。「つぶやき」にあるような“しんどい”要素はないように感じますが……ん、母に撮られた?

 「その瞬間を母に見られて、『家に白雪姫いるの面白いwww(原文ママ)』と笑いながら撮られた際の写真なんです……」

 と、昨今ネット界隈で「大爆笑」を意味する「w」を取材では3つ、つぶやきでは7つも交えて、お母様の抱腹絶倒ぶりを伝えてくれたウヅキさん。ちなみにこの撮影は夜に行ったそうなんですが、確かに筆者も、仮に家族が夜に突然白雪姫の恰好をしていたら、間違いなく驚くと思います。多分笑いはしないと思いますよ……ブッ。

 そんなウヅキさんの投稿のリプライ(返信)欄では、思わず吹き出してしまった方もいたものの、同時にウヅキさんの可憐な姿と、コスチュームのハイクオリティさを称賛する人が続出。7万を超えるいいねが寄せられて、大きな反響となりました。

 ちなみに筆者も、白雪姫の衣装の精巧さに驚いたひとりなのですが、実はこれはウヅキさんの自作。ウヅキさんは、元々服飾系の学校を卒業していることもあり、大抵の衣装は自作。「素材選びやシルエットもこだわっているんですよ」とのことでした。

 Twitterでは、今回反響を呼んだ白雪姫以外にも、様々なコスチュームを定期的に投稿。いずれも作品愛に溢れ、見ている人の目をくぎ付けにするものばかりですよ。

<記事化協力>
ウヅキウナさん(@una_cos)

(向山純平)