「飲み過ぎ防止のために詰め替えボトルを作った もう抵抗感しかない」

 そんな夢のような(?)アイテムを開発したという投稿が、Twitterで大きな反響となっています。

 「開発者」であるもにゃゐずみさん(以下もにゃさん)が、冒頭の「つぶやき」とともに投稿した作品。一見すると、市販されているポン酢調味料かと思いきや、よくよく見るとラベルに表記されている内容が異なります。

 一体どんな内容かというと、そこには「炭酸水」という表記。さらに「使用用途」の項には、焼肉・寿司・ラーメンといった「想定食シーン」に、メントス・フリスク・牛乳といった「おススメトッピング材料」の記載。さらに上部には「tansan」、「やがて、水に変わるもの」という略称と“謳い文句”が緑字で表記。

 そう、これはポン酢ではなく、容器を模した「炭酸水飲み過ぎ防止ボトル」。中に入っているのは、炭酸飲料のコーラなんです。

 もにゃさんは大のコーラ好き。仕事柄、ほとんど家で過ごされることもあり、コーラを飲む際は2リットルボトルの「大容量タイプ」を購入されるそう。

 「ただ、いつも何気なしに都度コップに注いでいるので、気づいたらとんでもない量を飲んでいるんです……」

 そう「開発経緯」を語ってくれるもにゃさん。そこで、「飲み過ぎを防ぐためにいい方法はないか」と考えたときに思いついたのが、こちらのボトル。中身は同じ黒い液体とはいえ、この容器ですと、不思議とポン酢を飲むかのように「錯覚」。「もう抵抗感しかない」と、もにゃさんが思わずつぶやくのも納得のインパクト。

 これにはリプライ(返信)欄でも、「脳が混乱しそうです」「気分だけでむせそう」「これほしいです」「飲み過ぎちゃうから欲しいな」などといった声が。結果、12万を超えるいいねが寄せられ、大きな“抑止力”となりました。

 Twitter上で、多くの方の「食事改善」に貢献したもにゃさんですが、他にも様々な作品を開発しては、都度SNS上で話題になる方。そんな希代の発明家の作品集は、「有創無創」というタイトルで、自身のTwitterのモーメントにもまとめておられおり、一部作品については、自身のサイト「MONYA」にて販売もされています。

<記事化協力>
もにゃゐずみさん(@Monyaizumi)

(向山純平)