猫ちゃんって、食事をする際に、時折ごはんをお皿から移す習性がありますが、その決定的瞬間がTwitterで投稿され、猫飼いの方たちから共感を呼んでいます。

 「わざわざ運んで絨毯汚す事ないだろ。それウエットフードなんだが。」

 そんなつぶやきとともに、Twitterユーザーのチャイねず生活さんが、自身のTwitterに投稿したのは、飼い猫であるメスのロシアンブルーのねずちゃんの食事風景。どうやら今日のねずちゃんのごはんは、ウェットフードの模様ですが、それを食べている場所が、“あさっての方向”になってしまっています。

 その「食事場所」はというと、なんと絨毯の上。ねずちゃんは、お皿の上に盛り付けられていたウェットフードを、反対側にある絨毯の上に身体を反転させて移し替え。

 さらにそのままむしゃむしゃと食べ始めてしまいました。

 しかしながら、ウェットフードというのは、『ウェット(湿っている)』という意味の通り、水気を含んだ食べ物で、絨毯の上に置くと、当然のことながら汚れてしまいます。これには、飼い主さんのチャイねず生活さんも思わず、「それウェットフードなんだが」と困惑。

 つまり今回の投稿は、そんなねずちゃんの行為に対する「報告ツイート」だったのですが、リプライ(返信)欄では、「ウチの猫もやりますね」と共感を得ることに。

 余談ですが、筆者も以前ペットを飼っていた時に、ごはんを皿から移して食べているのを、時折見かけることがありました。ちなみにこれは、一説によると獲物を外敵から横取りされないように、安全な場所に移してから、ゆっくり食べるという理由もあるんだそうです。

 まさに「野生の名残」といえる行為ですが、私の場合は、特にお気に入りのごはんの際によく見かけました。ウェットフードといえば、多くの猫ちゃんたちにとっては「人気メニュー」ですので、ねずちゃんも「今日はごちそうニャ!」と判断して、この「行為」に及んだのかもしれませんね。

 ある意味で「猫らしさ」を披露することになったねずちゃんでしたが、普段は、“同居”している茶色のキンカローのチャイちゃんと仲良く過ごしているとのこと。

 ちなみに普段のねずちゃんは、女王様気質な猫ちゃんだそうですが、それをシャイだけどお姉ちゃん気質なチャイちゃんが、うまく“フォロー”しながらいつも一緒にいるとのことです。

<記事化協力>
チャイねず生活さん(@chainezu)

(向山純平)