「意味がわからない」というつぶやきとともに、Twitterユーザーが投稿した写真が、謎に満ちているとTwitterで話題になっています。

 当時、山間部の国道を車で運転していたという、「かけうどんさん」が、道中偶然目にし、車を止めて撮影した2枚の投稿写真。

 「趣味で廃線・酷道・産業遺産・戦争遺産などを巡っています」というかけうどんさんが、思わず「意味が分からない」と“つぶやいて”しまったものの「正体」は、何とノートパソコン。

 山間に一軒家ならぬパソコンがポツンとあったわけですが、よくよく見てみると、ディスプレイ部分に、白いマーカーで何やら書かれたような跡が。これは一体、なにを記しているんでしょうか?

 「どうやら廃校周辺の地図を記した『案内板』のようでした」

 そう語る「発見者」のかけうどんさん。曰く、このノートパソコンが置いてあった付近は、いわゆる「過疎地域」。

 そして、今回のノートパソコンは、そんな地域の廃校の校庭前に置かれていたとのことなんですが、廃校自体は、現在も地域の交流の場として活用されているんだそう。ということで、少々風変わりな「案内標識」と思いきや、そうでもないようで……

 「実はその廃校は、国道から高台に上がった場所に建っているんです。なので、『校庭前にある』とっても、案内板としては全く意味をなしていないんですよ……」

 と、当時を振り返りながら、語られるかけうどんさん。ちなみにこの白いマーキングは、フィルムなどかけていないディスプレイに直接記されていたそうです。さらにこの地図自体が、ざっくりとした内容とのこと。

 「何だか恐怖を感じて」とかけうどんさんは、その様子をTwitterに投稿することに。

 謎に満ちたかけうどんさんの投稿には、「サスペンスの香りが……」「デジタルサイネージ(物理)……」「ブービートラップ」「二度見するほどのインパクト」と多くの方が反応し、パソコンの正体について「推理」。結果、3万を超えるいいねが寄せられました。

 ちなみにですが、今回の投稿写真は、かけうどんさんが2020年の暮れに訪れて撮影したもので、年が明けた2021年早々、かけうどんさんは、その場所を再度訪問。パソコンの様子を、改めて確認しに行くと……

 置いてある場所が変わっている…!?前回は“野ざらし”だったパソコンが、木に寄り掛かれるように、「移動」されていました。一体誰の仕業だ……ゴクリ。

 「こういうオブジェクトには触れないというのが私のジャスティス(正義)です」と、投稿でつぶやいたかけうどんさん。2020年から2021年にかけて突如出現した「珍スポット」への疑惑は深まるばかりです。

<記事化協力>
かけうどんさん(@hiyakakeudonman)

(向山純平)