「最後まで……希望を捨てちゃいかん あきらめたら そこで試合終了だよ」「はいあがろう 『負けたことがある』というのが いつか大きな財産になる」など、数々の名言を生んだバスケ漫画の名作「スラムダンク」が、連載開始から30周年を迎えたことを原作者の井上雄彦さんがTwitterで報告しました。

 「スラムダンク」と言えば、1990年10月から週刊少年ジャンプで連載が開始され、1996年6月に連載が終了しましたが人気は衰えず、累計発行部数は1億部を超えている、伝説のバスケ漫画。連載終了から20年以上経った今もなお、続編が期待されています。

 ちなみに筆者の家には「スラムダンク『あれから10日後―』」が、今でも家宝のように保管されております。また連載が始まった当初、筆者はまだ小学生でしたが、いつの間にか主人公の桜木花道よりも年上になっていた衝撃は今でも忘れられません……。

 そんな「スラムダンク」ですが、原作者の井上雄彦さんは12月28日、「今年もあと数日というときに何ですが」と前置きしつつ、「1990年に連載を始めたスラムダンクが、30周年となりました」と報告。「色々と大変な年でしたね」と振り返り、「この先の世の中に明るい光が差すことを祈らずにおれません」と願いを込めていました。

 そして、「作品を長い間ご愛読いただけていることに、心から感謝申し上げます。ありがとうございます」とファンに向けてメッセージを送りました。

 さらに、添付されている写真には、桜木花道や流川楓、赤木剛憲や三井寿、宮城リョータなどの湘北高校バスケ部スタメン5人のイラストや連載が始まった時のジャンプ、イラスト集や単行本の1巻などが写っていました。どれもファンにはたまらない写真ですね。

 この投稿には、1万件以上のリツイートと、5万件以上のいいねが付き、「今では子供の愛読書です」「先生にファンレター書いて、頂いた年賀状はずっと大切にしています」「私自身スラムダンクの影響でバスケを始めました」など、ファンから多くの祝福コメントが寄せられています。

<参考・引用>
井上雄彦さん公式Twitter(@inouetake)
※画像は井上雄彦さんの公式Twitterのスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)