エディ・マーフィさんが主演した1988年の映画「星の王子ニューヨークへ行く」の続編、2021年3月にAmazon Prime Videoで配信予定の「星の王子ニューヨークへ行く2」。エディ・マーフィさんのコメントと新ビジュアル、ティザー動画が公開されました。当時のオリジナルキャストが再集結し、年齢を感じさせない姿を見せています。

 エディ・マーフィさんが緑豊かな王国ザムンダのアキーム王子を演じ、ニューヨークで大騒動を繰り広げる1988年のコメディ映画「星の王子ニューヨークへ行く(原題:Coming to America)」。コメディの名匠ジョン・ランディス監督ならではの、おしゃれで笑える作品として大ヒットしました。

 その前作から30年あまり。続編となる「星の王子ニューヨークへ行く2(原題:Coming 2 America)」は、当初劇場公開作品としてプロジェクトが進行し、2020年のクリスマスシーズンに公開される予定でしたが、新型コロナウイルス禍で大都市の劇場が再開できず、劇場公開からAmazon Prime Video(アマプラ)で2021年3月5日よりの配信に変更されました。



 本作ではエディ・マーフィさん自身がプロデューサーに名を連ね、監督は「ハッスル&フロウ」や「ブラック・スネーク・モーン」で知られる、クレイグ・ブリュワーさん。いよいよ王位を継承したアキーム(エディ・マーフィさん)が、自分の王位継承者を探すため、親友のセミ(アーセニオ・ホールさん)と再び、前作の舞台であるニューヨークのクイーンズへとやってきます。

 公開されたティザー動画では、前作でも登場した床屋のクラレンス、モーリス、常連客のソールといったキャラも登場。もちろん前作と同じく、エディ・マーフィさんとアーセニオ・ホールさんが特殊メイクで演じています。同じくエディ・マーフィさん演じる「セクシー・チョコレート」のボーカル、ランディ・ワトソンも登場。相変わらず、空回り気味のパフォーマンスを見せてくれています。

 当時のキャストが約30年ぶりに再集結した本作について、エディ・マーフィさんは「今がザムンダに戻るのにベストなタイミングだと思ったからです。なぜなら、誰もが楽しめる素晴らしいコメディ作品が最近なかったと思っていたし、また、ザムンダはとても面白い場所で、今こそ世の中がその面白さを必要としていると感じたからです」とコメントしています。

 また、新たなキャストとしてウェズリー・スナイプスさん、トレイシー・モーガンさん、レスリー・ジョーンスさんといった面々に加え、エディさんの娘であるベラ・マーフィーさんも参加。1作目のオリジナルキャストと、どのような化学反応が起きているかも注目です。

 「星の王子ニューヨークへ行く2」は、2021年3月5日よりAmazon Prime Videoにて、独占配信される予定です。

(c) Images courtesy of Amazon Studios
情報提供:アマゾンジャパン合同会社

(咲村珠樹)