擬態する動物は数多く存在しますが、まさか猫もそうだったとは思いませんでした……。擬態能力を発揮しているのは、スコティッシュフォールドのホイップクリームちゃん(通称:ホイちゃん/5歳/メス)。みなさんは、ホイちゃんがどこにいるか分かりますか?

 ホイちゃんの飼い主さんは11月5日、「擬態すな」というコメントと共に、2枚の写真を投稿。1枚目には無造作に置かれたもふもふで暖かそうなパーカーが写っているのですが、ここにホイちゃんも写っているとはとても思えません。2枚目の写真を見てみると、ホイちゃんがこちらを見つめているため、「ここにいたのか!」とようやく理解できます。

 飼い主さんにお話を伺ったところ、このパーカーは「数年前フォロワーさんに同じ柄のスリッパを『ホイちゃん柄です!』とプレゼントしていただいたときに部屋着もあると知り、購入しました」とのことで、「衣替えで出すと毎年気に入って使っています」と教えてくれました。

 そんなパーカーですが、ホイちゃんはもふもふの感触が好きなため、寝床にしたいようなのだとか。ここを寝床にされたら、間違って踏んでしまいそうですが、大丈夫なのでしょうか……?

 飼い主さんによると、「踏んでしまいそうとよく言われますが、逆にいつもこの部屋着の方をホイちゃんだと勘違いして避けるので大丈夫です」とのこと。なるほど、飼い主さんからしたら、そういう考え方になるのですね。

 「数年前、初めて擬態していたときは、本当にどこにいるのか分かりませんでした」と語る飼い主さん。しかし、今は「ホイちゃんはかわいい上に擬態までできて偉いなぁと思います」と話していました。

 この投稿には、3万件以上のいいねが付き、「ホイちゃんが消えた!!」「ホントに最初わからなかったwwスゴイ!」「ウォーリーもびっくりw」など、多くのコメントが寄せられ、みなさんもホイちゃんを見つけるのに苦労しているようです。

<記事化協力>
ホイップ@ねこ休み展さん(@HOIPPU_0722)

(佐藤圭亮)