いつの間にか肌寒くなってきて、温かい食べ物が食べたくなる季節になりました。これからにピッタリの、冷凍うどんを使った体が温まる「鶏塩おろしうどん」のレシピがTwitterで話題となっています。

 このレシピを公開したのは、料理コラムニストの山本ゆりさん。レシピブックを出版しているほか、ブログやSNSでレシピを公開しています。

 今回、Twitterで公開した「鶏塩おろしうどん」は、山本さんが大好きな味と語る品。「#PR」のハッシュタグが添えられているので、食品会社とのコラボで紹介したようなんですが、お鍋1つで手軽にできるあったかメニューということもあり1.3万いいねがつくほど注目されています。

 用意するのは、顆粒の鶏がらスープ(大さじ1弱)と鶏モモ肉(80g)、そして冷凍うどんと大根おろし。調味料として、おろしにんにくとしょうが(チューブ入りのもの)、鶏モモ肉の下ごしらえに使う塩とコショウ(適宜)、香りづけのごま油です。

 まず、適当なお鍋に顆粒の鶏がらスープと水220mlを入れ、おろしにんにくとしょうがをチューブから適宜出して、火にかけます。フツフツと沸騰してきたら、一口大(3cm角)に切って塩コショウをしておいた鶏モモ肉を投入。少々煮込みます。

 鶏モモ肉の色が変わってきたら、冷凍うどんを凍ったまま入れてやります。

 うどんが解凍されて柔らかくなり、コシとのバランスがちょうど良くなったかな……というところで火を止め、丼に盛り付けます。大根おろしをのせ、香りづけにごま油を少々回しかけて出来上がりです。ちなみに筆者は家にあった「袋入りゆでうどん」で試してみましたがこれでも十分美味しくいただけました。

 お好みで、薬味として柚子胡椒を山本さんは紹介していますが、刻み青ネギを加えたり、和風だしではなく中華風の鶏がらスープなので、粗挽きのブラックペッパーや花椒を使っても相性がよさそうです。また、ほんの少しだけ水溶き片栗粉を加え、とろみをつけると、なお体が温まるメニューに。

 山本さんが公開してくれたレシピは、単体のうどんとしてのものですが、これからの季節、鶏塩鍋などをした時の「締めのうどん」としても面白そうです。その際は溶き卵を入れて、ふわっふわにしてみても良さそうですね。

<記事化協力>
山本ゆりさん(@syunkon0507)

(咲村珠樹)