かわいい動物を目にして、思わず「ぬいぐるみが動いてるみたい」と言ってしまうことがあります。実際に動かない状態では、本当にぬいぐるみみたいなんでしょうか……あらやだ、かわいい。部屋の隅で眠りに落ちた姿が、本当にぬいぐるみそっくりなウサギを発見しました。

 まるで床に転がったぬいぐるみのような姿をしているのは、垂れ耳がチャームポイントなロップイヤーの男の子のミミくん。ライターの東雲鈴音さん(@goen0414)のお家で暮らしています。

 東雲さんいわく、ミミくんはおっとりした性格で、まるで深窓の御令嬢ならぬ御令息といった感じなんだそう。パタッと寝るのは、たいてい2階にある遊び部屋の隅が多いそうで、そこが安心できる場所のようです。

 ウサギを飼った経験はあるものの、外飼い(ウサギ小屋)していたので筆者は知らなかったのですが、ウサギは唐突に寝て、唐突に起きるものだそうで、さっきまで遊んでいたのに振り向くと寝てる……ということがしばしば。そういうところも含めて可愛いと東雲さん。


 しかし、この寝姿は本当にぬいぐるみのよう……。東雲さんが「このままそっと箱にしまいたい感じ。(くちびるピンク見て)」とツイートしたのも頷けます。


 普段はチモシーやペレット飼料を食べているミミくんですが、おやつの小松菜は大好物。もきゅもきゅと葉っぱをほっぺたに食い込ませながら食べています。ほかにもリンゴやバナナ、パイナップルの芯を刻んで天日で干したものも大好きなんだとか。

 東雲さんのお家には、ミミくんのほかにも元保護犬のティアさんが一緒に暮らしています。10年ほど野犬暮らしをしていて保護されたそうですが、様々な苦労をしてきたのか自己主張することは少なく、穏やかな性格の女の子だそうです。


 ティアさんもミミくんも、穏やかに暮らしているということは、東雲さんのご家庭が穏やかで心地よい空間だからかもしれません。スヤスヤ眠るミミくんの姿にも、それが表れているような気がしてなりません。

<記事化協力>
東雲鈴音さん(@goen0414)

(咲村珠樹)