漫画「ジョジョの奇妙な冒険」から派生した、小説「岸辺露伴は動かない」(原作・荒木飛呂彦/小説・維羽裕介、北國ばらっど、宮本深礼、吉上亮)に収録されている「くしゃがら」が、主演に高橋一生さんを迎え、実写ドラマ化されることが決定しました。

 累計発行数1億部を超える、荒木飛呂彦さん原作の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。そこから派生した「岸辺露伴は動かない」シリーズは、ちょっと風変わりで、リアリティを何よりも重んじる漫画家の岸辺露伴が、取材先で遭遇する奇妙なできごとの数々をホラー風に描く作品。

 それを元にしたノベライズJUMPjBOOKS「岸辺露伴は叫ばない 短編⼩説集」には、4⼈の作家による5つのオリジナルストーリーが収録されているのですが、今回はこのうちの1編「くしゃがら」(小説・北國ばらっど)が、実写ドラマ化されます。

 内容は、露伴が漫画家の志士十五に見せられた、出版禁止用語のリストには「くしゃがら」という謎の言葉が書かれていたのですが、それが気になる十五は徐々にその言葉に取りつかれていき、やがて露伴にも魔の手が忍び寄る……というもの。

 NHK総合テレビで、12月28日~30日の3夜連続で、午後10時から放送。キャストは、主演の高橋一生産の他にも、飯豊まりえさんも出演されることが決定しています。

情報提供:株式会社集英社

(佐藤圭亮)