かっぱ寿司は、9月9日から本格ラーメンシリーズの第11弾となる、「吉祥寺 武蔵家」と「長尾中華そば」のWコラボラーメン「煮干しとんこつ醤油ラーメン」(税別390円)&「マシマシ煮干しとんこつ醤油ラーメン」(税別590円)を販売。かっぱ寿司では初の2店の有名ラーメン店との夢のWコラボということで、さっそく食べてきました。

 かっぱ寿司では、「有名店の味を身近なかっぱ寿司で」をコンセプトに、本格ラーメンシリーズを展開。第1弾~第10弾までの累計販売数は、なんと730万食を突破。かっぱ寿司の大ヒットシリーズとなっています。

 今回のシリーズ第11弾でコラボする「吉祥寺 武蔵家」と「長尾中華そば」は、どちらもラーメン通にはお馴染みの人気店。

 「吉祥寺 武蔵家」は、コクとキレのある国産豚骨、鶏ガラスープにモチモチした中太平打麺が特徴の横浜家系ラーメンを提供するお店。2019年9月、第7弾でコラボした「吉祥寺 武蔵家監修 家系ラーメン」は、発売からたった6日間で10万食を突破するヒットを記録しました。

 一方の「長尾中華そば」は、全国にその名をとどろかす青森の名店。厳選された煮干しが生み出すコク深いスープが特徴のラーメン店で煮干しラーメンブームの火付け役と言われています。2019年3月、第5弾でコラボした「長尾中華そば監修 コクうま鬼煮干ラーメン」では、スープを完全監修。カタクチイワシを使用し、トッピングにたっぷりの魚粉を加え、コク深く濃厚で、驚くほどの煮干し感を追求したクセになる味わいは話題になりました。

 そんなお店の両店主のこだわりをぶつけ合い、何度も試行錯誤を繰り返して、ようやく完成したのが「煮干しとんこつ醤油ラーメン」。コクとキレの「吉祥寺 武蔵家」のスープに、「長尾中華そば」の厳選された『煮干し粉』が溶け合う、最強の一杯となっているとのことです。

 期待に胸を膨らませ、かっぱ寿司に到着すると、お店の外にはWコラボラーメンののぼりが……!ワクワクしながらお店の中に入り、席に着くと、タッチパネル式のタブレット端末の画面から、「マシマシ煮干しとんこつ醤油ラーメン」と、せっかくなのでトッピングに「追い煮干し粉」(税別100円)「追いしゃり」(税別100円)「味玉」(税別100円)も一緒に注文。お茶で胃を温めながら、たかぶる心を落ち着かせて静かに待ちました。

 そして、少しするとレーンに乗って、「マシマシ煮干しとんこつ醤油ラーメン」たちが運ばれてきました。フタを開けると、とんこつ醤油スープの良い香りが……!半熟のゆで卵もスープに少し浸かって、キラキラ輝いているように見えます。

 そこに、マシマシの煮干し粉をかけると、一気に煮干しの香りも加わり、食欲をガンガン刺激してきます。さらに、ノリをトッピングして「マシマシ煮干しとんこつ醤油ラーメン」の完成!それでは、いただきます!

 麺は「吉祥寺 武蔵家」の特徴を活かした中太平打ち麺で、モチモチした食感。それに、「長尾中華そば」の濃厚な煮干しスープが絡み合い、美味い!まさに最強の一杯です。チャーシューやノリと一緒に食べても美味しくて、あっという間に完食。

 スープも完飲しそうになりましたが、思いとどまりました。なぜなら、「追いしゃり」を注文しているから!濃厚な煮干しスープの中に追いしゃりを投入。そこにトッピングの味玉と、先ほど半分残しておいたノリを盛り付け、ここでさらに追い煮干し粉をふりかけ、混ぜ混ぜしたら、おじやの完成!あらためて、いただきます!

 追い煮干し粉でパワーアップした、超濃厚煮干しスープとご飯は、味玉と食べるも良し、ノリで巻いて食べるも良し、まさに最強コンビ。もう勢いは止まらず、こちらもあっという間に完食。もはや回転寿司屋にいるということを完全に忘れていました。ごちそうさまでした!煮干しとんこつ醤油ラーメンは、11月29日までとのことです。

(取材・撮影:佐藤圭亮)